
ポリフォニーは、日本語にすると多声音楽となります。
複数の旋律が別々の動きをして重なりあって音楽が流れて行きます。
ちなみによく使われる「旋律と伴奏」の組み合わせはホモフォニーと言います。
ポリフォニー音楽で有名なのはバッハです。
ある程度ピアノが弾けるようになるとバッハの曲を弾き、ポリフォニーを学び始めるのですが、
これが結構難しい。
1つの体と脳で、全く違う動きをする旋律を組み合わせて弾くのですから、頭がこんがらがって来てしまいます。
なんとか自然にポリフォニーを取り入れられる教材はないかなと探していた時に見つけたのがこの教本です。
簡単なカノンから始まり、親しみやすい曲を取り入れながら段階を追ってポリフォニーを学ぶことができる内容になっています。
バッハを弾く前の生徒さんに是非取り入れたみたいと考えています。
