4月ももう中旬。
遅くなりましたが、生徒の皆さん、ご入学ご進学おめでとうございます！
新しい生活には慣れて来た頃でしょうか。
小学校に入学したり、学年が１つ上がると、どことなく演奏に変化を感じます。
新しい環境できっと心も体も成長されて、演奏にも現れてくるのかなと考えています。
そんな変化が楽しい、最近のレッスンです。

中学生の生徒さんのレッスンで、ソルフェージュを取り入れることにしました。
きっかけは「音楽が聴こえて来たら音の名前でわかるようになりたい」
という生徒さんの希望からでした。
１時間のレッスンの中で、隔週で３０分やることにしました。
ソルフェージュは主に
聴音：ピアノで演奏される旋律を聴いて楽譜に書き取る。
視唱：単旋律を初見して楽器に頼らず正しい音程で歌う。
リズム：リズム譜を初見で読む
ということをやります。
ソルフェージュを取り入れることにより、音楽の基礎力を身に付き、より充実した演奏につながります。
生徒さんの演奏にどんな変化が現れるのか、とても楽しみにしています。

今日は元気な女の子が体験レッスンに来てくれました。
お父様に教えてもらったり、保育園で習ったという
ミッキーマウスマーチやキラキラ星を元気よく弾いてくれました。
いろんなお話をしてくれて、とても楽しい出会いになりうれしいです。
さっそく来週から通って下さることになりました。
レッスンが始まるのを楽しみにしています。

新学期が始まり、新しい生徒さんのレッスンも徐々に始まっています。
初めてピアノを習い始める生徒さんには、
ピアノを弾くことの楽しさを感じてもらうことをとても大事にしています。
そして楽しいと感じてもらうことと同じく大事にしていることが、
ピアノを弾くときの姿勢と指の形です。
小さなお子様は特に、弱い指で大きなピアノを演奏するわけですから、
案外、力んだり、指を歪めたりして弾いてしまいがちです。
それが癖になってしまい、なかなか直らないことはよくあります。
正しい指の動かし方は美しい音や、様々な表現をする為にとても重要です。
将来、自由にピアノが演奏できることを目指し、姿勢や指の形を丁寧に指導しています。

今日は５才の元気な女の子が体験レッスンに来てくれました。
体験レッスンの後「ピアノ、やってみたい」
と言ってくれて、来週から通って下さることになりました。
ありがとうございます。
昨年は千葉大学大学院に進学した為、授業等で皆さんにご迷惑をおかけしました。
お陰様で昨年度の間に必修授業を取り終え、今年は研究を進めることと
ピアノ教室の充実に専念したいと考えています。
大学で学び、研究をしている幼児教育の知識をレッスンで実践し、
より充実したレッスンを目指します。
引き続き、生徒さんを大募集していますのでよろしくお願いします！

ピアノ教室では半年に一度調律をしてもらっています。
今回はかなり音が狂っていたそうで、
通常１時間で終わるところを２時間もかけて調律してもらいました。
音が狂った原因は湿度です。
防音室はとても乾燥していて、ピアノに使われている木材がカラカラに
乾いたところに、雨が降ると必要以上に湿気を吸い込み、音が狂ってしまったのではないかとのこと。
日本のピアノに最適な湿度は４０％前後
ヨーロッパのピアノに最適な湿度は３０％
なんだそうです。
調律後はやっぱりピアノの音も反応もよく、弾いていて気持ちが良いです。
定期的なメンテナンスは欠かせないですね。

もうすぐ１年生の生徒さん。
いつも熱心に練習をしてきてくれます。
「音が変わって来ましたね」
とお母様にお話ししたら
「指が太くなって来ました。手も成長するんですね」
と言われました。
そうなんです。よくピアノを弾いていると
だんだん指の関節がしっかりして来て、指先が丸くなって来ます。
ピアノを弾く人の指に成長するんです。
音色も変わりますし、ピアノが弾きやすくなるんですよ。
うれしい成長です。

先日体験レッスンに一年生の男の子が来てくれました。
すでに他の教室でピアノを習っていたとのことで、
とても軽快で元気の良い演奏を聴かせてくれました。
その日のうちに即決をして頂き、通って来てくれています。
ありがとうございます。
新しい生徒さんがどんな演奏をしたいのか、
どんな音楽に興味があるのか、生徒さんの演奏やお話を通して
探しています。
ピアノを楽しむお手伝いができたらと思っています。

生徒さんの中には、学校で合唱等の伴奏をされている方もいます。
教室を出ていろんな場でピアノを弾けることはとても素敵だなと思っています。
なので、積極的に伴奏の指導もしています。
先日、フルートのコンクールの伴奏を頼まれた生徒さんがいました。
伴奏はソロとはまた違う奏法があるので、伴奏譜を持って来てもらいレッスンしていました。
結果は銀賞だったとのこと。
うれしい報告だったので生徒さんに了解を頂きご紹介させて頂きました。
他の楽器とのアンサンブルも楽しいものです。
機会があったら積極的にいろんなことに挑戦していって欲しいと思っています。

２月１２日の発表会が近づいて来ました。
生徒さんたちは、本番を前にして焦ることも無く、
各々のペースで曲を仕上げています。
年に３回ある発表会で経験を積み、本番までのペースを
生徒さん１人１人が持っていることにすごいなと思っています。
生徒さんから
「発表会の一ヶ月前だからこれくらいできてないと」
なんて言われると、頼もしい！と感じずにはいられません。
ラストスパート、頑張って行きましょう！