自然を相手にする旅。
旅のスケジュールは大自然のご機嫌に委ねられる。
前日までの風は幾分弱まり、無事にたどり着いた御蔵島も天気予報と反して終始雨模様。
それを残念がっているのはもったいないわけです。
雨なら雨を楽しめばいいし、
海の中が少し濁っていても、その理由が理解できたなら
その濁りの中で泳ぐのも味わい深いものです。
大切なのは逆境をも楽しんでしまおうとする前向きな発想力。
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暖かい黒潮が島から遠ざかった海は
10日前に訪れたときよりも６度も水温が下がっていた。
10月の御蔵島は例外なく秋の様子。
故に人も少なく、海も貸し切り状態に近い。

沢山のイルカ達が我々のすぐ横を通り過ぎる中
数頭が我々の周りを回っては潜り
目を合わせては回り
挑戦的に泳ぎ回るのです(笑)

そんな彼らを独り占めできるこの時期ならではの幸せを
シェアできた我々はとてもＨａｐｐｙなのです。

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降り続く雨の合間に原生林の育む山を歩くと
瑞々しい空気がカラダの中から外から乾いたスポンジのように入っていくのが分かります。

【樹雨(きさめ)】の森で我々は五感の１つ１つを切り替えながら
それらを全身で感じ、吸収していくのを楽しむのです。

“イルカ”が目的で来たこの島の、別の魅力を知った時
この場所の懐の深さがチョットだけ理解できた気がしました。
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帰り
今回は太陽の神に見放されたか？
それとも雨の神に好かれたのか
降り続く雨は土砂降り。。。
甲板に出ての見送りもままならず。。。
少し寂しい気持ちで雨の吹きこまない甲板のほんの僅かな場所を見つけて島を惜しんでいると
手の届きそうな目の前に虹！

やはり今回の旅は“雨の神に好かれた”んだね♪
最後の最後まで自然に魅了された旅なのでした。
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う～ん
帰宅後の今朝
朝から展示会の場所を間違えそうになり。。。
島ボケが続きます。
魂はいつ頃手元に戻ってくるのでしょうか(笑)
HAPPY TIME