間違っていたら間違った理由を考える件


あけましておめでとうございます。穏やかで初詣日和の元旦でしたねぇ。鷲は、故郷の深川不動尊に初詣が習わしで、地元幕張は4日に会社のスタッフと一緒に子守神社に伺います。

今年の元旦の日経新聞1面です。
残念、予想が外れました。一昨年が農業市場。去年が労働市場を一面トップにあげて、正月の特集版で別刷りになっていたはずです。
実は、鷲は2016年の日経一面は「医療」かなぁと思っていた次第。農業、労働ともに岩盤規制の最たる分野で、他に日本の岩盤規制となると医療分野。そこのイノベーションが課題であると打ってくると思いきや・・・
ITと起業
と言う結果に
ちょっと肩すかしを食らった感じです。確かに、グローバル市場に打って出るという面では、ITを活用した新しい仕組みをテーマに持ってくるのは手っ取り早い。設備も大きくいらない、まずはアイデアとビジネスモデルで勝負が可能な業種業態。
これからも有望な分野として、ウチの会社もITのテクノロジーやトレンドはウオッチしていきます。
で、 ウオッチしていきます!なんていう一般論きれい事はどうでも良いことで。
とにかく、世の中の動向や、社会情勢から推論をして未来を考えること。
そして、その仮説が間違っていたら、間違っていた理由を検証して自分の引き出しにしまっておくこと。
推論、仮説無しにビジネスをするべからずですよ。
仮説がなかったら、お客様のニーズの背景が読み取れない。その結果、言われたことだけを提案して失注。お客様は言われたことをこなして欲しいのは最低ラインで、その裏側を読み取って別の切り口や確度からの「プロフェッショナルとしての提案」が欲しい。
潜在的な部分に想いを寄せられない。
お客様からの与件が全てと考える。
楽しい仕事をする。主導権をもった仕事をする。
御用聞きも大事だけど、鷲はそこで生きるつもりは無い。
歴史、社会、業界、市場・・・過去、現在、将来・・・提案に入れるか入れないかは次の話として、話を拡げないことには提案確度は絶対にあがりません。
ビジネスはお客様のことを知っていることが最大重要。
しかし、その知るためのアプローチはお客様自身だけの話じゃないんだってこと。
で、今回元旦の日経が医療じゃなかったのは・・・
① 年金と社会保険にも関係する分野。結論を書くと株価下降に向かう可能性
② 医療に関するイノベーションを展開するベンチャー企業が知的財産絡みで記事に耐えうる開示をできなかった可能性
③ 日本のこれからの市場環境から記事を書くと日本の製薬メーカーの没落が予想され、広告出稿に影響がでるから営業局から待ったがかかった
・・・陰謀論ってこうやって出てくるんですかね(笑)
まぁ冗談はともかくとして、発想を広げることが大事ですよってコトです。

あらさん@エクソン幕張町5丁目

幕張町5丁目にある株式会社エクソンの代表です。 429のアッキー提唱のMAKUHARI BASE に賛同して、勝手に仮想士官学校のMAKUHARI BASE ACADEMYを主催してます。 MAKUHARI BASE ACADEMYのミッションは「遊ぶと学ぶの融合」「ヒトと違った視点から生き抜く視野を広げる」 https://www.facebook.com/makuharibaseacademy/ 20年前から出張族で日本全国をとびまわってまして、実はほとんど幕張にいません。 いるときには、芳葉、一's、Carkeys、ちむ、まる。エビータ辺りでメシ食ってます。 妄想は、幕張を日本からどんどんとヒトとゼニが集まる独立国家にすること。

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