いまだPCのOSとしては大巨人のマイクロソフト。新版のWindows10がなかなか普及しない件。
Windows Vista辺りから雲行きが怪しくなったマイクロソフトの基本ソフトの評判。とはいえ、Linuxなどのオープンソースがのしていく兆しは10数年前に言われたほどの結果にはなっていません。
人間、最先端のテクノロジーをどこまで求めるか。
しょせん、手指は10本、腕は2本、目玉は2個、耳は2つ(不適切な比喩であるかもしれないのは承知で書いていますが、お許し下さい)のPCとの接点があるなかで、使い勝手が大きく変わることへの抵抗感と、処理能力の満腹感。
Technology Orientedに進化していったMicrosoftが陥ってしまった必然の落とし穴だったんだと思います。
MS-DOS,Windows3.1とWindows95で3回連続でInnovationを成功させたMicrosoftは4匹目のドジョウを狙うのが宿命。
しかし、PCというプラットフォームに拘らざるをえないビジネスモデルが現在の状況。3回のInnovationは、CPUの発明、PCの普及とインターネットのオープン化という背景があってこそ。
アナログにしてもデジタルにしても、どんな業種業態に限らず、枯らすべき部分と、新種を植える部分の見極めが大事だと言うこと。
Microsoftは、枯らすべき部分と進化させるべき部分を見誤ったと言うことですね。
よく言う”深化”ってこういうことなんだと思います。
と言う意味では、Intelはしぶとい・・・
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