ネパール大地震被災者支援報告会(その1)

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ネパール大地震の報告会の詳細を報告します。

〈シャプラニール=市民による海外協力の会〉
の勝井裕美さん
シャプラニールは、1996年からカトマンズを中心に児童労働問題やフェアトレードの取り組みをしています。
今回も4月25日の地震発生から5日後には緊急支援活動を開始しました。
国連のコーディネーション会議に参加して、情報収集し、物資の配布先を選定しました。
真に必要な人に公平に確実に届くことに留意しました。
食糧セット(米・豆・油・塩・ビスケット・干し飯・砂糖・乾麺・石鹸・経口保水塩)、
ビニールシート、毛布、マットレスなど救援物資を5400世帯に配布しました。

ネパールの手織布の小銭入れ&ミニポーチ
5月には、緊急支援を終え、復興支援に切り替えて仮設住宅の支援、
移住を余儀なくされた人々の生活再建、また、コミュニティラジオ局の再建にも支援を行いました。
今は、コミュニティーセンターの運営に取り組んでいます。
子どもたちの集まるスペースや住民の交流の場としての活用をめざしています。
また、カトマンズ近郊では、メンタルケアと地震被害軽減を伝えるプログラムを開催しました。
その他には、教育支援として学費が払えない学生の奨学金支援も行っています。
ネパールでは政府の復興計画が遅れ、そこにインドとの国境閉鎖による経済への影響で
ガレキの撤去や住宅、学校の再建なども進んでいない状況です。
次回〈ベルダレルネーヨ〉の活動を報告します

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