雨漏り と電気火災の危険

台風の大雨の後、天井でジッ・ジジジッ・ジッと音がするので
ブレーカーを落として、引っかけシーリングを外しておいた
との事で、訪問しました。
一見何事もない様子ですが・・・
 
裏側を見ると、かなり汚れてる

電線を抜いて見ると・・あらら!・・これはひどい!!
典型的な塩害の状態です。

分解してみたら中はグチャグチャ

外してから、数日経つのに、まだ湿っている様子では
かなり塩分が濃縮されて付いているようです。
危うくトラッキング火災に為るところでした。

パーツは、すべて腐蝕している所を見ると、かなり前から
潮風が運んできた屋根の塩分が、雨漏りによって運ばれ
此処に蓄積して居たのでしょう。

お客様の、適切な判断で、火災に為らずに本当に良かったです
雨漏りの有る天井は、電線に雨水が伝わってないか見て
そうであれば、早急に対策を講じて下さい。
また、漏電ブレーカーは、この様な電線間の漏電は、
感知しませんので、ご注意ください

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1 Response

  1. ムラ より:

    このような助言は大変ありがたいです。
    有り難うございました。
         (町店は大切です)

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