液晶テレビの修理

当店でお買い上げいただいたビクターのLT-26L1の修理。
前の晩まで正常だったのに、朝スイッチが入らない故障
貸出し用のテレビを設置して、修理品をお預かりしました。
症状と、5年使用、朝の気温から察すると、電源回路の
ケミコンの不良らしいので、分解して、まず目視点検・・・

予想通り、ケミコンが、2個 見ただけで不良と分かる状態

外したケミコンの状態・・・膨らんでしまっています。

正常なケミコンはこの様に、頭が平です。

2個のケミコンを交換して、終了。只今ランニングテスト中。

この様に、見た眼で不良と分かる場合は、良いのですが
そうでない場合は、ドライヤーなどで、電源回路を
温めて見ると、電源が入る場合が有ります。
ケミカルコンデンサーは、その名の通り、化学作用で
動作している部品ですから、高温になって一時的に機能が
回復したためです。   どのケミコンか調べるには、
急冷剤を使って、端から冷やして行って、症状が出た
部品が原因と言う事になります。

You may also like...

4 Responses

  1. オイッチニ より:

    とよちゃん さん
    LT-20L1は信号基盤のICが不良で、温めると電源が
    入るものもあります。
    いつまで、使えるか心配ですね。

  2. とよちゃん より:

    中古で買った、lt20l1が電源が入らなくなりましたが、この記事を見つけたおかげで、ドライヤーで温めて、しのいでます。ありがとうございました

  3. オイッチニ より:

    いっし さん
    コメント有難うございます。
    いっしさんの工作技術も 素晴らしいじゃないですか
    興味を持って、工夫するのは、お互い共通した感覚かもしれませんね。
    今後ともよろしく(^v^)y

  4. いっし より:

    オカダさんのように、本当の電気の知識を持った電気屋さん・・・かっこいいなぁ!
    先日のステレオにしても、メーカーに電話したら
    「直せません」
    の一言ですもんね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です