38年前のラジオの修理

今回は、茨城県の牛久市の方からお電話を頂きました。
メーカーのサービスから部品が無いので修理不能と
返却されたのだそうですが、

御兄弟の形見で是非直したいとの事でしたので、
ダメモトで良ければ、と言う事で送って頂きました。

38年前の、ナショナルのクーガと言うオールバンドラジオで
音質も、受信性能も良かったので、人気のあった機種です。
内部はこんな感じで、手作り感 満載です。

回路図が無いので、まず回路を解析・・・これが難しい・・・・
やっと電源回路の構成が判明したら信号基板に行く電圧が0ボルト!
配線の半田をはずして測ったら、信号基板の電源配線が0Ω

何処がショートしているのか調べるために、シールド板を外して
調べようとしたら、ショートが無くなっていました???
おそらくシールドの鉄板が部品の足に触っていたようです。
正常に動作してしまうと、これ以上原因を調べられませんので
後はランニングテストで、確認することに。

オンオフを繰り返しながら二日間テストして異常が無いので
修理完了の連絡をして、発送しました。

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2 Responses

  1. オイッチニ より:

    ご心配有難うございます。
    時間の経過を忘れてしまうのはいつものことで、
    気をつけます(^-^;)

  2. ムラ より:

    この様な修理になると取っ組み合いになり寝るのも忘れて・・・???
    修理完了でよかったです。

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