KYZ73修理の重症例

KYZ73の修理品が九州から送られてきました。
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ケースは、こじ開けられた形跡が有り、
ONボタンは無くなっています。
ちょっと嫌な予感・・・・
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電池のプラス接点が見えません。
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やはり、予感が的中・・・
ケースを閉める時に接点を挟んでしまって
接点が折れ曲がっています。
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さらに、基板を外すと、ONスイッチがポロリと
転げ落ちました。今までかなりの数を修理して
きましたが、初めてのことです。
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ONスイッチは、接触不良があるので 調べると、
かなりひどい状態なので、 分解してみました。
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このスイッチを分解したのは初めてですが
やはり接点が、汚れていました。
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ベース側もこんな状態。
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クリーニングをして、組み立てている途中で
スプリングが、ピンッと跳ねて行方不明!
作業台の周囲りを探しまわってやっと発見
なにせ小さいので大変でした。
手前は爪楊枝の先端です。
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スイッチの組み立てが出来たので、洗濯バサミ
固定しながら、基板に 半田付けします。
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電源装置から、3Vを供給しながらテスト・・
正常に動作しました。
これで電気回路の作業は終了です。
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後は、欠落してしまったONボタンの再生と
閉じるボタンの操作性改善ですが、これが
結構大変で、試行錯誤の結果やっとここまで
出来ました。
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操作性が改善できたのを確認して終了です。
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6 Responses

  1. 張子の虎 より:

    指先と目の使い方で上手く修理できるのでしょうが、時々は目の検査もしておられますか

    • オイッチニ より:

      このころは、右目の白内障の手術をする前でしたが
      時計職人ほどの細かさは必要ありませんでしたので
      問題は有りませんでした。
      昨年の手術後は、視力の異常には気を付けています。

  2. ムラ より:

    九州からの依頼ですか? ついに関門海峡を渡りましたね ヽ(^。^)ノ (私は佐賀です)
    細かい作業に挑戦。 本当にお疲れ様でした。

    • オイッチニ より:

      福岡県からです。
      沖縄はまだですが、おかげさまで北海道から九州まで、
      主にFS-1とカシオデジタルホーンと、このリモコン
      ですが、そのほか色々なご依頼が有ります。

      むかご飯・・いいですね。

      葉の裏にいて目立ちませんから気をつけてください。
      ステロイド剤で一時収まっても、1週間ぐらい痒いです。

  3. 張子の虎 より:

    小さいものでも精密にできているから大変なご努力か゛必要ですね

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