トランスの断線修理


ローボルトガーデンライトのタイマー回路の電源が入らない故障です。
タイマー回路用の電源トランスの1次側が断線していました。

温度ヒューズの断線なら直せるので、外側の絶縁テープを剥がすと
運良く、温度ヒューズと巻き線の接続箇所が見えました

温度ヒューズの温度は、通常100~150°C位ですから、
129°C のペレット型ヒューズを、並列に半田付けしました。
半田付けの熱が、ヒューズに伝わらない様に放熱クリップで
保護しながら、作業します。

この様になりました。

あとは絶縁テープでカバーして配線をジョイントして終了です。

通常トランスの1次側の断線は、温度ヒューズの断線が多く、
大体、巻き線の外側に有るので、外側のテープを剥がして
巻き線との接続点が見つかれば、温度ヒューズを並列接続
することで解決できます。

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2 Responses

  1. 田中 實 より:

    記事を読んでコメントを上げました。
    電源トランスについてです。オンキョウのM-506RというアンプのツイントランスのL側が故障していると思えるのです。100V入力で一次L側のヒューズが飛ぶのでスライダックで30V入力(この電圧ではヒューズは飛びません)し二次側のL,R側電圧を測定しました。R側に比べL側電圧が低くなっています。
    一次側L30V/R30V 二次側L0.6V/3.4V 9.5V/14V 2.4V/14V L側トランスが熱い
    以上のような結果ですが今から40年前の機器ですのでサービス品もなく修理も出来ません。この記事を見て修理可能かと思いましたのでコメント送信させてもらいました。修理可能か、費用等コメントできましたらお願いいたします。

    • オイッチニ より:

      田中 実様
      トランス単体での結果であれば、トランスのレアショートですので、
      この記事の様な、断線とは状況が違いますね。
      回路につながっている状態の測定なら、L側の回路の異常ですが
      いずれにしても、回路図の無い状態では簡単な修理ではありません。
      専用部品が必要な場合、ヤフオクでジャンクを入手する必要があり、
      数万円の修理代になってしまう可能性があります。

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