電源プラグの交換方法

まず、コードを 痛んでいない所まで切り戻し、
先端を25mmほどビニールを剥きます。
芯線を切らない様にするのは、難しいです。
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次に、後で芯線を輪にするときに捩じる部分 を残して
中央部だけを捩じっておきます。
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次に、写真のようにネジに巻きつけてから、捩じって
輪にします
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この様にして
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ボディーにしっかりと留めます。
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この時の締める力は、写真のように 芯線がしっかりとつぶれて、
圧着するようにネジが壊れない範囲で力いっぱい締めつけます。
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これで完成!
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なお、芯線で輪を作ってから、半田揚げをする人がいますが
輪が平面でない為、端子に密着せず、そのために発熱すると
半田が融けて更にゆるみ、この様になります。

さらに進むと半田がボロボロに酸化してしまい発火の恐れが
有ります。

プロは、もっと効率よく 確実に仕事をします。
まず、先端を5mmほど剥きます。
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圧着端子を専用工具(圧着ペンチ)で
この様に加工して
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ボディーに取り付けます。
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これで安心!
なお、圧着端子はホームセンターなどに売ってますが、
専用の圧着ペンチ以外(普通のペンチなど)で
つぶすのは非常に危険です。

実例はこちら
危ないリフォーム
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ゴムキャップの場合はこちら
ゴムプラグの取り付けに一工夫

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ゴムプラグ完全取付
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ビニールコードで気を付けたい事
ビニールコードの先端の被覆は後退する!

電源プラグ再修理!?
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8 Responses

  1. masa より:

    技術の授業でこのページの写真と文章を引用して説明したいのですが大丈夫でしょうか。

  2. TAKE より:

    こんにちは。
    わかりやすい解説ありがとうございます。
    この記事で使用している写真を説明用のテキストに使用させてもらっても大丈夫でしょうか?
    よろしくお願いいたします。

  3. より:

    こんにちは。
    古い記事にコメント失礼します。

    ダクトレールにつける照明をコンセントに繋ぎたいと考えています。調べても出てこないのですが、こちらの記事と同じ要領で交換することは可能なものでしょうか?ご存じでしたら教えていただきたいです。

    • オイッチニ より:

      照明器具から出ているコードが写真のような物なら記事の通りですが、
      照明がコードを介さず直接レールに取り付けるタイプでは
      器具を改造して配線を取り付ける必要が有りますので簡単には行きませんね。
      「ダクトレールにつける照明をコンセントに繋ぎたい」だけでは
      漠然としていて、適切なアドバイスはできません。

      • より:

        お返事ありがとうございます。
        おっしゃる通りですね、、
        照明は、ダクトレールに接続する器具と照明の間にコタツの線のようなコードがあるものでした。

        不完全な質問にもかかわらす真摯な回答をありがとうございます。

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