FS-1ボリュウムは、アナログのボリュームと違い
ボリュウムツマミの左右の回転をパルス信号で
マイコンに伝えて音量をコントロールしています。
ここが接触不良になると、回転方向と関係なく
音量が大小してしまいます。
この機械は、CDのピックアップが駄目なのですが、
他のCDプレーヤーからの信号をAUX端子にいれて
音質の良さを活かして使えるので、修理することに
操作ボタンも異常動作をしているので先に交換しました。
問題のボリュウムの乗っている基板は、一番奥で
手前の基板を全部外さないと取り出せません。
目的の表示基板は、フロントのキャビネットに
両面テープと共に、固くはめ込まれています。
此処まで来れば、後はエンコーダーの接触不良の原因の
ダンパーグリスを除去して、接点復活剤で処理して
目的の作業は終了です。
これから組み上げるのに、分解した時よりさらに
手間と気を使いましたが、完了したあとのテストで
FM放送の音楽に、ホッと いやされました。
私のFS-1は最初にCDの蓋が手動化して次がヴォリュームの誤作動(リモコンで操作して凌ぎました)、それから電源投入時のガリガリ音(1分くらい我慢)、片チャン音出ず(気にしない)、でもCDは使えました、昨日音出ず
バラしたら作りの良さ、立派な電源トランスに2本のFuseとジャンパー線の多さにビックリ
修理は諦めました、28年間の働きに感謝
元電気屋 さん
FS-1 の魅力は当時の技術陣が、これでもかと気合を入れて作った傑作で
コスパの良さは抜群です。
どこが壊れていても必ず直しますと宣言しているので、
その音に惚れこんでいる、全国の方々から今でも修理の依頼が有ります。