症状は、ギャーッと音がして早送り、
巻き戻しが出来ないが他は正常です。
この症状は、メカの状態をコンピューター
に知らせる為のロータリースイッチが
接触不良になってギヤーが噛み合わない
状態でモータが回ってしまう場合が
ほとんどなのでまずそこから点検
2000番のラッピングコンパウンドを
爪楊枝の先につけて汚れを落として
ナノカーボン接点復活剤を塗布
これで完了と組み上げて運転したら
全く同じ症状です!??
改めて、メカの動作を確認するために
分解して手動でメカをFF.REWモードに
してみると、ギヤーが噛み合いません。
なんと、ギヤーを押し上げるスプリングが
有りません!!
内部に落ちていないか確認しましたが
見つかりませんでした。
形を作って取り付けました。
これで完璧に動作をしてくれました。
HR-V3の修理はこちら
HR-V3の修理
メールで失礼いたします。現在VICTORビデオデッキHR-D5(1995年製)1台、HR-G10(2000年製)2台を処分するにあたり、藤沢市では破砕する為、部品等活用できない処分となります。処分費用が掛かっても活用方法があればと考えております。貴店で部品なりを活用することは可能でしょうか?修理依頼ではなくご迷惑なお願いですが処分費用を含めご連絡いただければ幸甚です。ご検討の程宜しくお願いいたします。斉藤喬久
斉藤喬久様
同じ機種でないと操作出来ない高齢者様から
古い機種の修理を依頼されることが有りますので
活用のチャンスはあると思います。
送料をご負担いただければ費用の請求はしませんので
送って下さい。
早速のご返信ありがとうございます。お言葉に甘えまして一両日中にクロネコヤマトで送らせていただきます。斉藤喬久
お世話になります。
今まではテープ走行系は全て無水エタノールを使用していたのですが、ブログでの情報で、2〜3件ほどAT6037を推奨している方々がおられたので今回はそちらを使用しました。
どちらかというとピンチローラーはAT6037の緑を使用の方が良いかと思い、そちら重視で購入いたしました。
サプライリールのバンドのフェルトや
リールドライブギヤーアッセンブリーの
スリップパット等は拭いたりはしていないのですが、逆にこちらのメカの清掃などの最適なお手入れ方法はどのようにすれば良いでしょうか?
「リールドライブギヤーアッセンブりー」の内部の
スリップパッドは微妙な摩擦力でテープの巻上げを
コントロールしています。
何かの原因で摩擦が強くなると、巻き径が細い
テープの初めの方で症状が強く出る傾向が有ります。
再生中にピンチローラーの近くでテープが歪んで
走行していれば巻上げトルクの過大が原因です。
分解してパッドを何らかの方法で表面処理する
必要が有り、試行錯誤が必要で、最適な方法
などはありません。
こんにちは。
4年ほど前にSR-5050のテープローディングが出来ない件で、投稿させて頂いた者です。
SR-5050の件は諦めたのですが、つい先日ヤフオクでHR-S10000中古を購入しました。
今回、数日使用しての3倍モードのトラッキングとノーマルトラックのレベルムラについて
質問させて頂きますので、ご教授願います。
長くなりますが、経緯を書かして頂きます。
商品到着後、再生に関して、ひと通りチェックしまして、全てのモードで概ね問題なく動作できておりました。
ただ、ここ数日、デジタル化作業で1日あたり5〜6時間再生で回し続けてたので、ヘッドと走行系をクリーニングしようと思い、
オーディオテクニカ audio-technica AT6037 ヘッド&ピンチローラークリニカを購入。
走行系とヘッドドラム&シリンダー周りとA/Cは赤のクリーナー、ピンチローラーは緑のクリーナーで。肝心のヘッドは無水エタノールで、クリーニングしました。
あと、リール台の真ん中にある円形のプラスチックのディスク周りにゴムが巻いてあるパーツのゴム部分も軽く拭きました。
その後からだと思うのですが、①3倍録画のテープのトラッキングが合いにくくなり、②ノーマルトラックの音声の音量が小さくこもったようになります。
①は120分テープで頭から1/4くらいまでは
顕著です。確かにテスト再生時でも、頭の方の録画分は合いにくかったような気はしてます。②は標準でもなります。
再生したテープはHR-7650で二ヶ国語録画したもので、繰り返し録画はなく40年以上経過したものが殆どです。ただ、HR-S10000で再生する際、①②の現象はテープを正方向にサーチや早送りで走らせてから巻き戻して再生すると音声レベルが正常になったりするのですが、また、急にレベルが下がったり、ほぼ無音や近いくらいになることもあり不安定な状態です。
20年モノのHR-VX100(オートトラッキング)で再生してみると全く問題なく①②の現象はありません。
AT6037はオーディオレコーダー用ですが
成分に問題ないのでしょうか?
テープのテンションをコントロールしている
サプライリールのバンドのフェルトや
リールドライブギヤーアッセンブりーの
スリップパットに影響が出るような操作が
行なわれると、テープテンションが変化して
様々な不具合の原因になります。
はじめまして。
実家のVictorのHR-VX200を修理していたのですが、苦戦してしまい、このブログにたどり着きました。
症状が、一時停止を押すと映像は止まりますが、音だけ停めた箇所の2〜3秒をリピートして鳴り続けるという症状です。
一時停止清掃や内部清掃を行いましたが直りません。何か思い当たることございますでしょうか?
Rina さん
この機種は音声をデジタル処理をしていて、
早送り再生をしても音程が変わらずゆっくり
聞きやすく再生するための特殊な機能が有って、
一時停止の時に、その時の音声を再生してくれる
親切な機能ではないですか?
ご教授ありがとうございます。
まさかのそういう仕様ですか。。
母の頭が壊れたかもです笑
一時停止押した際に20回に1回くらいは正常に音と映像どちらも停まることはあります。
また、音だけ流れた状態でもう一度一時停止を押すと(たぶんコマ送りされてます)、きちんと音だけ停ります。
上記1つ目の理由から何かしら不具合ではある気がしているのですが、デジタル処理しているとなると直すこと難しいでしょうか😭?
マイコン制御されているデジタル回路の動作異常は
この回路のプログラムの開発にかかわった人でないと
原因の解析は全く不可能でしょう。
保存してあるHR-VX200のサービスマニュアルを見ても
一時停止の時の音声回路の動作についての説明は
見つかりませんでした。
なるほどです。
修理不可なんですね。
お詳しく、ありがとうございました。大変参考になりました。
はじめまして。
機種は違いますが、同じ症状だったので参考にさせていただきました。
私の場合はバネとバネ掛けの破片が中に落ちていたので、バネ掛けとバネの外れ止めに悩みました。
ありがとうございました。
Facebookページを添付します。
お役に立てて嬉しいです
今の所ブログで精いっぱいで、フェイスブック等を
していませんので、ごめんなさい。
承知しました。
ありがとうございました。
はじめまして。
ビクターVHSビデオデッキの故障関係のネット検索でたどり着きました。
個人使用の業務用S-VHSデッキBR-S810です。時々撮りためたホームビデオの再生編集に使用していましたが、最近、再生ボタンを押すと時々テープがエジェクト(排出)されて停止してしまいます(うまく再生することもあります)。エラー「32」番のエラー表示が出ます。32はローディン系のトラブルのようですが、想定される故障の傾向と対処方法がありましたら教えてください。アワメーターはまだ300時間程度なので、できればもう少し使いたいところです。
想定される故障の傾向と対処方法などは、
その機種で複数の修理経験が無ければ不可能です。
このクラスのメカが民生用と共通点が有るとは
考えられませんので、残念ながらお役に立てません。
あしからずご了承ください。
先程のSR-5050の動作についての補足です。
ツメを折ったカセットを入れた時の動作状況です。
①挿入後、ヘッドが回り、ローディング動作に入ろうとするのですが、
「ウ~」という動作音が小さく鳴ったまま、テープが引き出されようと
キャプスタンがヘッド側へ少し動いた所で止まります。
②しばらくして安全装置が働いて停止・電源OFFへ。
③ ①の状態で、安全装置が働く前に、手でキャプスタンを
ヘッド側に押し出して、ローディングをするのですが、
テープリール側が回転せず結局②へ
テープが巻き付いたり、カセットが排出されないということは
なさそうなのですが、原因は何でしょうか?
民生用のビデオしか扱っておりませんので的確なお答えはできませんが、
メカ駆動モーターのベルトがスリップしているとそのような症状になります。
民生用にはロータリーエンコーダーが使用されていて摩耗などで
不具合を起こす例は多いですが、プロ用となると摩耗の心配のない
フォトセンサーなどでメカのモードを検知している場合が有ります。
こんばんは。
御教授ありがとうございます。
あれからもう一度見てみたのですが、ヘッド・キャプスタンは動くようですが
やはりテープリールが回っていないのが原因のようですね。
「ウ~」という音と共にと言うことは、ことはスリップなのでしょうね。
ベルト周りをクリーニングすれば改善するんでしょうか?または、ベルトが
劣化して切れている可能性もあるでしょうか?
一般的には、リールはキャプスタンモータで回転させますが
モード切替用のカムギヤーが目的の位置まで回っていないと
リールは回転しません。
各ベルトの状態を確認するのが先決ですが、
そこまで的確に分解組立ができないようであれば
よくあることで、気が付かないうちに厚み数十ミクロンの
ビデオヘッドに触れて割ってしまうなど、修復不可能な
故障を作ってしまう可能性が有りますので、
ご自分での修理は危険です。
初めまして。
「ビクターのビデオ修理は数多くの経験が有り」との事で、お伺いしたい事があり書き込み
させていただきました。
SR-5050というHR-S10000の業務用タイプの機種なのですが、通電はするのですが、カセットを入れるとハーフローディングされる前に、テープが排出され電源OFFになってしまう現象が発生します。
色々ネットで検索し調べていたところ、原因がロータリーエンコーダーの汚れではないか??というところに辿り着き、デッキを開け、基盤を外し探しては見たものの、さすがに構造が複雑すぎて、ヘッド周りや駆動系の掃除程度しか出来ない素人の私には、どこにあるのかもわかりませんでした。
SR-5050(HR-S10000)のロータリーエンコーダーに関連する詳しいHPやブログなども見つからず、放置した状態です。
余談ですが、このSR-5050は元々、かつて、HR-7560使用時に録画したノーマルステレオや音多のライブラリーをデジタル変換するために、13年ほど前にヤフオクで落札してものだったのですが、不完全なりにも映像+ノーマル音声再生での使用可能でした。
当初は、数か月は使用できていたのですが、数年、中断していた時期があり、2年ほど前にデジタル化作業を再開しようとした時に、先述の状態になってしまいました。
現時点で、ヤフオクに出品されているものは、ほぼジャンク品みたいなので、使えるものがなく
万策尽きたか・・・という感じですが、何か情報頂けたらと思っております。
よろしくお願いいたします。
はじめまして。
不具合の原因を探していたらここへ行き着きました。
SONYのSLV-NX1ですが、早送り巻き戻しのとき、最初は半分ほど巻き上げたときブレーキがかかり、後は再生並みの速度でずっと巻き続けます。一端STOPさせ、FFボタンを押しても高速になろうとしたとたん、ブレーキがかかり再生並みの速度です。
ですからいつまで経っても巻き終わりません。ベルトの劣化ではなさそうです。
巻き戻しはいくらか多く巻き戻しましたが、まだ結構残った状態でブレーキがかかり、巻き終わるまで時間がかかります。
これは何が原因でしょうか?ブレーキの管理はどこの部品で行っているのでしょうか?
申し訳ありませんが、ビクターのビデオ修理は
数多くの経験が有り、症状である程度の予測が付きますが
SONYのSLV-NX1のメカニズムについては全く知識が有りませんので。
残念ですが、的確なアドバイスはできません。
追記
一般的には、メカコンがコントロールヘッドの信号や
リールの回転センサーの信号を計算してテープに無理な力が
掛からないようにスピードをコントロールしています。
まれにモード切替カムの異常やモードセンサーの
接触不良でも、おかしな動作をすることがあります。
ブログ見て感動しました!今ビデオデッキが壊れてしまい修理中なのですが、もしかしたら何かヒントがあるかもと思いコメントさせていただきました。機種はSANSUIのRVP-100です。vhs再生専用機なんですが、巻き戻しと、早送りが停止状態から始めても、早いスピードで行われません。分解してみたのですが、中は埃もなくほぼ新品に近い状態です。ぱっと見、中身はFUNAIのっぽいです。何か、ヒントでもいただけたら幸いです。キャプスタンにつながるベルトは点検しましたが、変形もなく、綺麗な状態でした。ご連絡お待ちしております。
百々之助さん
ビデオデッキのメカニズムはマイコンと連携して動作していますので、
メカの状態をマイコンに伝えるモードスイッチの接触不良があると
変な動作をする場合が多いです。
その他、カムの変形や欠けが原因で、FF/REWの時にリールを
駆動するギヤーの切替ができなくなり、高速回転しなくなる事もあります。
百々之助さんがどのくらいの技量の持ち主かわかりませんので
ごく当たり前のことしか申し上げられませんが、失礼があったらご容赦ください。
いずれにしても、メカの動作を熟知していないと、いじっているうちに
取り返しのつかない事態になりますので、くれぐれもご用心ください。
そういえばビデオテープ…最近見かけなくなりましたね。
我が家にも眠っているビデオデッキがあります…
もう新しく買うことはない(買えないのかな?)と思うので
直してくださるお店があると心強いです。
そういえば昔のビデオテープ…随分長い間見てないな…
mamaれんじゃーさん
長い間見ていないテープはカビが繁殖している事が多いので
再生する前にテープに白い斑点がないか気をつけてください。
レコーダーを何ヶ月も使っていない場合は、万一絡んだり
切れたりしても差し支えないテープで、試してから使わないと
テープを痛めてしまうことがあります。
田舎のおっちゃんさん いつもご覧頂いて有難うございます。
設計の初期段階ではバネを付けるはずだったのが、プラスチックの力だけで
押せることが分かり、バネを省略した結果、プラスチックの経年変化で
この部分の力が弱くなり、症状が現れたのかもしれません。
此処を押さなけれギヤーが噛み合わないことが解り、バネを掛ける為の
構造が有ったので、バネを作って取り付けました。
あらかじめ知っていたわけではありませんでした(^^ゞ
こんばんは。
修理の腕もさることながら、そこに、そんな形のバネが付いているって、知っているところがすごいです。流石プロですね。