室内用の配線器具を屋外で使うのは危険です。

軒下の雨のかからない所でも、室内用の
配線器具を使うのは危険です。
風に乗った塩分が蓄積して、結露などで
水分が発生すると、トラッキング現象が
発生します。
これはマンションのベランダの天井に
あるコンセントですが、元は防水の
コンセントが付いていたはずですが
エアコンを取り付けた業者が、それに
適合したプラグを使わずに、室内用の
コンセントに交換して室内用のプラグ
で延長したため、このようになって
しまいました。
IMG_2337
屋外のコンクリートの所なので火災に
ならずに済みましたが、木造部分だと
火災になってしまいます。

差し込まれていたコンセントは完全に
炭化してます。
IMG_2344

差し込んでいたプラグもボロボロです。
IMG_2346

世の中いろんな業者がいますから、怖い
ですね。
「安心して任せられる電気やさん」を
見つけるのは難しいですが、少なくとも
地元に根を張った電気屋は、いい加減な
仕事はできませんから、概ね安心です。

しかし、量販店の台頭で、街の電気店が
どんどん減っています。
販売による利益が、店を発展させ後継者
を育成する原動力となるのですが、
困ったときに呼ばれるだけの仕事では
後継者に引き継ぐことが出来ず、店舗の
減少が止まりません。
これからは、サービス業務専門の会社が
台頭してきて、サービス料金が高騰して
家電難民が増えるのでは・・・・

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4 Responses

  1. かね より:

    初めまして。
    古いアイロンのコードとコンセント部分の修理をお願いしたいのですが、どのようにしたら良いでしょうか。
    お手数ですが、ご教示よろしくお願いします。

    アイロンは、小林アイロンというところのものです。会社自体がもう無いです。
    よろしくお願いします。

    • オイッチニ より:

      かね様
      コードの修理でしたらご近所の電気屋さんで
      修理できるかと思いますが、引き受けてもらえる
      お店が近くに無ければ、送っていただければ
      拝見いたします。

      本体に異常がなければ、修理できると思いますが,
      修理代はコードの種類や接続部の構造によりますが
      5000~10000円掛かりますし、
      往復の送料をご負担いただいておりますので。
      業務用などで、どうしても同じものを使い続け
      たい場合以外は、買い替えされた方がよろしい
      かと思います。

  2. 張子の虎 より:

    どのような事柄でも信頼できる方との付き合いは大切ですね。

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