カセットテープが切れたので修理をして
ほしいとのご依頼ですが、ハウジングを
接着しているタイプで分解不能!!
付箋を使う方法で正確に接続します。
まず、テープの表面を付箋の糊部分に
少し重ねて貼り付けます。
テープが重なっている部分に鋏を入れ
上側の切れ端を取り除いておきます。
次にテープの幅に切り揃えるのですが、
付箋に張り付いているので正確に作業が
できます。
その後付箋を剥がして出来上がりです。
付箋の糊はテープの表面に残りませんが
念のためアルコールで拭きます。
付箋の糊の粘着力の弱さを利用した方法
ですが、正確に位置合わせが出来て
接合部分に隙間や重なりができないのが
特徴です。
テープが切れるのはプレーヤーに故障が
ありますので、そちらの修理が先です。
念のため、カセットとCDにダビング
しておきました。
関連記事はこちら
掃除機と付箋を使う方法?!
古いテープはこの様なこともあります
切れた録音テープをつなげる
修理は手間のかかる(肩が凝りませんか)ようですが、なんて優しい電気屋さん!! カセットとCDにダビンクとは!!!
テープが切れる原因は再生機に有りますので
CDにダビングは必須です。
カセットテープのリーディングテープがきれるようです。密着タイプのカセットなので自分でつなぐことができません。
このようなカセットテープをつなぐ修理をお願いできますか。もし可能でしたら費用はどのくらいかかりますか。それからどこへ送るればいいでしょうか。おしえてください。
尼子純一郎様
切れそうなのか、切れてしまったのか、その場所はリールの所なのか
テープとリーディングテープのつなぎ目なのか、によりますが、
3000~8000位で出来ると思います。
スマートレターなどで、下記へ送って頂ければ拝見します。
〒262-0032
千葉県千葉市花見川区幕張町5-144
(有)岡田電気商会
なお、連絡用の電話番号の同封をお願いします。
このようなカセットテープ(音楽等)はどのくらいまで聴けるように保存できるのでしょうか、保存状態にもよるでしょうが?(大切な音源をお持ちの方もおいででしょうから)
テープの寿命は、再生の回数と保存状態に拠りますので
なんとも言えませんが、乾燥した状態で密閉することが
必要で、再生回数は機械の状態が理想的であれば、
100回を超えても大丈夫です。
時代と供にカセットテープの高性能機が消え去って
テープに無理な負荷をかける簡単な機種が増えているので
テープの寿命が短くなる傾向があります。
カセットテープは、特に90分以上は非常に薄いので
プレーヤーの調子が少し悪いだけで切れたり伸びたり
皴になったりしますので、大切な内容のものは早急に
CD化することをお勧めします。
4月1日にふさわしい記事だと思いました
デンキ屋さんの手はマジシャンの手ですね
エイプリルフールらしく「ウソピョ~ン」
みたいな記事のほうが、うけたかもしれませんね(^-^;)