ビクターFS-1まだまだ修理可能です。

ミニコンポFS-1は、20数年前に日本ビクターが
当時の最先端のオーディオ技術で、特に音質に関する
ノウハウを最大限注ぎ込んだ名作で、今だに多くの方が
愛用しておられます。
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CDドアーが、開かない原因がベルトの劣化ですが
市販にベルトのサイズが有りません。
そこで35mmφのベルトを使うために、モーターの
位置をずらす必要が有ります。
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モーターの取付穴を、このように削ります。
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内側の障害になる部分も切り取って、モーターASS’Yを
ベルトのテンションを見ながら取り付けます。
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モーター基板が他の部分にあたってしまう部分を
削り取っておきます。
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駆動系のグリスアップをしてドアーを取り付けます。
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レンズの掃除をします。
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汚れていないようでもこの様に汚れが取れます。
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次に操作部分の基板ですが、スイッチ交換済みの
基板と交換します。
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CDデッキを本体に戻して、この時点で動作確認をします。
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全てのパーツを組みつけてランニングテスト
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完了です。

FS-1の音の良さは、スピーカーの設計の特徴を
生かしながら、小型のスピーカーの欠点である
低域の音質を豊かにするための、本体の特殊な
技術によるものです。
スピーカーだけを他のアンプに繋げても、
FS-1独特の豊かな音色にはなりません。
もし、本体を処分してしまって、スピーカーを
他のアンプにつないでみて、後悔されてる方は
完全修理済みの本体を何台か保有していますので
ご相談ください。

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3 Responses

  1. 張子の虎 より:

    BANG &OLUFSENのことです。(恥ずかしながら、もう日本語では忘れました)もう30年位前のものです。

  2. 張子の虎 より:

    このビクターの名機に関しての修理は世界一ですね。バンクオールセンと余っているのと交換していただこうかな??

    • オイッチニ より:

      バンクオールセンて何でしょう・・・・
      もしかして、あの縦型の背の高いCDプレーヤーですか
      冗談ですよね(^v^ゞ

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