ICF-5500 のノイズや感度不良の原因と対策

ICF-5500がノイズや感度不良の故障で
原因が2SC710不良の場合は、交換する
必要が有りますが、最近の物を使うと、
特性の違いから、別の問題が出る可能性
が有るので、再利用することを考えて
修理しました。
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2SC710不良の原因が内部ではなくモールド
表面のイオンマイグレーションであれば、
それを削って取り除けば良いのではと考え
ピンの足元をよく見ると典型的な状況です。
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まず、キッチンハイターで汚れを取って、
クエン酸で金属皮膜を溶かしておきます。
薬品は手元に有ったもので済ませました。
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さらにピンの間を薄いグラインダーの
刃で削ります.
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最後に接着剤でピンの根元から少し上まで
カバーすることで再発を防止をしました。
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写真は、交換したトランジスターから
状況がよくわかるものを選んで掲載
しました。
なお、BC間のリークで過大電流が流れ
破壊されてる場合は交換ですね。

感度とノイズは完全に復活しましたが、
AM.FM 切り替えのスライドスイッチが
接触不良で、接点復活剤で少し改善
しましたが、まだ動作が不安定です。

分解修理が必要ですが、難しそうなので
今日はここまで。
続きは後日に再挑戦します。

つづきはこちら
ICF-5500 のノイズや感度不良の つづき

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