保健婦さんより冬の病気予防のお話 (子どもこそだてルーム）
平成28年11月10日（木）
朝・夕と冷え込む季節になりましたが、お元気にお過ごしでしょうか？公園の落ち葉が赤や黄と姿を変え、お散歩が楽しい季節になりました。今の時期は公園でどんぐり拾いも楽しめます。
今日の子育てルームでは、子育て講話の日でした。今月の講話は、酒々井町の保健センターから保健師さんをお招きして「冬の感染予防」のお話を伺いました。
保健師さんから、お母さんに「風邪予防でやっている事ありますか？」と質問から入りました。皆さん、手洗いはやっているようなので正しい洗い方を教わりました。
1・手をしっかりと濡らして石鹸を泡立てましょう。
2・手のひら、手の甲、指先、爪、指の間、親指と手首は、反対の手を使って握って回すように洗いましょう。
3・水でしっかり洗い流し良く乾かしましょう。
手洗いの後、アルコールジェルなどを使う時は、しっかりと手を拭いてからアルコールジェルを使うようにして下さい。
予防としては、マスクは喉の乾燥を防ぎ風邪をひいているときのエチケットとしても有効です。
小さなお子様は、使用する事が難しいと思いますが、好きなキャラクターやシールを貼ってデコレーションしたりして子供のお気に入りのグッズにしてみてはいかがでしょうか？
そのほかの風邪予防の有効な事として・・
バランスの良い食べ物で免疫アップ 特にビタミンA、Cとタンパク質は風邪予防に効果的です。ビタミンA、C色が濃い野菜や果物に多く含まれています。タンパク質は、肉や魚、卵や大豆製品に多く含まれています。
そして、適度な運動と休養です。元気な時は、外で遊んで、たくさん体を動かしましょう。生活リズムを整えて睡眠もしっかりととっていきましょう。体が疲れているときは抵抗力が弱まってしまうので風邪にかかりやすくなってしまいます。なので、休養も大事です。
お部屋の気温や湿度ですが室温の目安20～24度くらいです。部屋の暖房が利きすぎて汗をかいてしまうと体が冷えてしまうので部屋の暖めすぎや洋服の着せすぎ、寝ている時の床暖やホットカーペットは注意です。湿度の目安は50％～60％くらいです。加湿器や部屋干しで加湿しましょう。
風邪をひいてしまったときは・・
水分をしっかりとり、食事は消化のいいものを食べさせてあげましょう。風邪の時にイオン飲料を飲ませて与え続けてしまう人がいますが、イオン飲料は糖分も含まれていて虫歯の原因にもなりますので体調がよくなったらやめましょう。
熱が出た時でも食欲がある、機嫌がいい、泣き声に元気がある時などはおうちで様子を見て病院が開いている時間に受診しましょう。逆に目がとろんとして目線があわない、ぐったりしている、食欲がない、泣き声が弱弱しくなった、「いつもと違う」と思った時は、時間外であっても急いで病院へ受診しましょう。
次回の子育て講話は、12月20日（火）10：10～10：40しょうえん保育園の栄養士さんより「体調の悪い時のメニュー・レシピ」をテーマにお話を聞けます。
皆様のご参加お待ちしています。
