先輩ママによる子育て講話(こどもこそだてルーム)
平成29年2月28日(火)
2月の最終日、こそだてルームで初めての先輩ママによる子育て講話がありました。テーマは『親の就労と子どもの変化』ということで、お仕事と子育てを両立されているお母さんの体験を通した貴重なお話を聞かせていただきました。講師に来ていただいたお母さんは、以前こそだてルームにも遊びに来られていて、現在は昭苑保育園にお子さんを預けて働いている先輩ママさんです。
上のお子さんが小学校入学、下のお子さんが二歳前で保育園入園でのお仕事復帰でした。下のお子さんの入園当初は大きな泣き声が離れてからもずっと聞こえていたようです。病気をもらってしまいお仕事をお休みしなければいけなかった時や、夜泣きがあった夜などもあり、お子さんへの影響もなかった訳ではないといいます。しかし、今は、お友達との時間を楽しみにしていて休みの土曜日も保育園に行きたいと言うほど保育園の生活を楽しんでいるとのことです。誰でも初めてに慣れる為の壁はあり、そこを乗り越えた先に、自分にもご家族にも笑顔があるように配慮が必要です。
また、お子さんの性格やご家族の意向、自分自身が家庭と社会との割合をどのように作りたいのかを見極め、自分の生活スタイルにあった仕事内容を選択できるかどうかも大きな要素になるといいます。母親が仕事にでることで、お子さんと少し離れる時間が自分の心のゆとりにつながったり、家族との時間を大切に使おうと考えられる。家事では何も評価はないが、仕事で人の役に立つことで感謝や、対価としての収入が得られる。またそこで得た収入を家族のより良い生活へ使えるなどがメリットかなとお話してくれました。
子どもにとって小さいころからの集団生活は人間関係を学ぶ絶好の場所になり、なにより子どもは子どもの世界にいると生き生きする様子も目にして良かったといいます。ただし子どもはそれぞれ違いますから、小さな変化も見逃さず一番大好きなお母さんが見ていてくれるという安心感を与えてあげることも忘れてはいけません。
本当に興味深いお話に、参加されたお母さんも同席した子育てパートナーも楽しくお話を聞かせていただきました。
月末で子育てリサイクルも同時開催していました!
次回の子育て講話は、昭苑保育園の栄養士さんによる『年齢にあった栄養のバランス』のお話です。改めてお子さんの食事について見直してみるいい機会になると思います。3月21日(火)10:10~10:40です。皆様のご参加をお待ちしております。