えんどう豆っておもしろいね!(4・5歳児ゆり・さふらん組)
平成29年5月25日(木)
「嫌いな食材をなくそう」をテーマにした今月の野菜はグリーンピースです。豆としては、よく目にし口にする食材ですが、さやに包まれたえんどう豆を見るのは、初めてのお友達がほとんどでした。えんどう豆に直接触れ感触を味わったり、枝の部分やお尻の方には白と紫の花が咲くことを知ることが出来ました。
みんなで、さやをむいてみました。一つ一つのお豆が白い筋から栄養をもらっていることを知り、びっくりのお友達! 「お母さんのおへそと赤ちゃんみたいだね」と言う声が聞こえました。又、鼻を近づけ「土の匂いがする」と興味津々でした。
たくさんのグリーンピースをバットに乗せたものを、お当番の二名のお友達が給食室に届けに行きました。「よろしくお願いします」の声に、給食の先生は「ありがとうございます。明日の給食を楽しみにしていてね」と優しく声を掛けてくれました。
そのあとは、自分たちの手でえんどう豆を折り紙で作ってみました。さふらん組はハサミを使ってグリーンピースを、ゆり組はさやを折りました。先生の話を聞きながら、丁寧にアイロンをかけ集中している姿が伺えます。
さふらん組さんは、三兄弟のグリーンピースを作ります。折り紙に折り目を入れ、ハサミで切ったり、色鉛筆を使って顔の表情を描きくわえました。細かいところも指先を器用に動かし可愛らしい作品となりました。
最後に、ゆり組さんの作ったさやの中にさふらん組さんのグリーンピースが入り、1つの作品が完成です。
分担を決めた中で、さやが足りなくなると「ゆりさん、さやが足りませんよ」と声を掛けたり、さふらん組さんがさや作りのお手伝いに入ったりと、自分たちで考えて進め合う姿が見られました。
昭苑保育園では昨年度の嗜好調査で明らかになった「子どもたちが苦手なお野菜ベスト10」を一つ一つ克服できるように、毎月色々な食材に親しみを持つ食育活動を計画しています。また、給食室でも子どもたちが苦手な野菜を少しでも美味しく食べられるメニューを考案していきます。神様からの恵みと共に作物を作って下さった方や、配達をしてくださる方、美味しくお料理をしてくださる方など、たくさんの人に感謝の気持ちを持てるようにしていきたいと思います。