苦手な野菜をおいしく食べよう!今月はとうもろこし(給食室より)
平成29年7月14日(金)
今年の5月から始まった苦手な野菜をなうそう!という取組み。今月のテーマ野菜は「とうもろこし」です。ちょうど今が旬のとうもろこし、お店にも皮つきのとうもろこしが出回ってきました。最近では缶詰や冷凍品などが豊富で年中コーンとして食べる事ができますが、やはり今の季節の生とうもろこしは甘くておいしいです。今回は旬のとうもろこしの自然の甘味を感じてもらう為に、シンプルに「茹でとうもろこし」にしておやつで提供します。
おやつでいただく前に、お友達にとうもろこしの皮むき体験をしてもらいました!
まずは3歳ばら組さん。お礼拝のあと、水遊びを楽しんでから、とうもろこしの皮をみんなでむきました。においや感蝕を感じながら、またひとつ楽しい経験をしました。
みんな夢中で皮をむいていました。黄色の実が見えると、「わぁ~!」と歓声をあげていました。とうもろこしのひげを手にもって、「おじいさんみたい!」と大喜びでした。「早く、おやつ食べたい」と、午後のおやつを心待ちにしていた子ども達です。
そして、ゆり組・さふらん組のお友達もひと皮、ひと皮、一生懸命むき、ひげのところに行きつくと、思いのほか柔らかい感触にビックリしていました。むき終えたトウモロコシを手にし、感触を味わったり並んでいる一列を数え合ったりするする姿が見えました。
大切そうに抱え、最後は給食の先生にお届けです。「よろしくお願いします!」
子ども達が給食室に届けてくれたピカピカのとうもろこし、おひげまで綺麗にとってくれてありました。これからおいしく茹でていきます!とうもろこしの茹で方はいろいろあって、蒸す方法、電子レンジで加熱する方法、熱湯から茹でる方法、水から茹でる方法と様々あります。園では、ふっくら柔らかめに仕上がる水から茹でる方法で茹でています。
お鍋にとうもろこしとかぶるくらいの水を入れ、キッチンペーパー等で落し蓋をして火にかけます。沸騰してから5分茹でて火を止めます。そのまま30分ほど茹で汁に漬けたまま放冷して、出来上がりです。
茹で汁に漬けたまま冷ます事で、実にしわが寄らず、ふっくらと仕上がります。すぐに食べない時は、温かいうちに一つ一つラップにくるむと、ふっくらが長持ちします。
茹で上がったとうもろこしを、おやつでみんなでいただきます!幼児組のお友達には、同じとうもろこしからできるお菓子のポップコーンも一緒に出して、違いを楽しみながらいただきました。
待ちに待ったおやつの時間、自分達で皮をむいたとうもろこしをおいしくいただきました。とうもろこしが苦手な子も頑張って食べてくれていました。
ポップコーンがとうもろこしから出来ている事を知らないお友達もいて、まったく違う見た目と食感に「不思議だねぇ」と興味深そうにしていました。
今が旬のとうもろこし、食物繊維も豊富で夏のお子様のおやつにぴったりです。お家でも是非お好みの茹で方で旬の味をいただいて下さい。
楽しみながら野菜と触れ合う体験で、子ども達に少しでも野菜に興味を持ってもらえたら嬉しいです。来月の野菜の日もお楽しみに!