合同礼拝~サムソンのひみつ~ (3.4.5歳児 幼児組)
平成30年8月3日(金)
今週はいつも水曜日の合同礼拝を金曜日に捧げました。
今日のお聖話は園長先生から「サムソンのひみつ」です。
サムソンは地上で最も力の強い人でした。サムソンは生まれながらのナジル人として、髪にかみそりをあてる事を神さまから禁じられていました。髪にかみそりをあてないでいるならば、ナジル人としての立場を保ち、神により奇跡的に強められると約束されていました。サムソンはその当時の神の民であったイスラエル人を敵から救出するために、神さまから力を与えられたのです。
サムソンがペリシテ人のデリラという女を愛するようになると、ペリシテ人たちは彼女を利用して、サムソンから怪力の秘密聞き出そうと考えました。デリラは何度もサムソンに強さの秘密をたずねましたが、三度でたらめを教え、彼は本当のことを教えませんでした。
しかし、ある日とうとう、一度も切ったことがない髪が強さの秘密だと話してしまいました。ペリシテ人はサムソンの髪を切り落として力を奪うと、両目をえぐり牢屋に投げ込んでしまいました。しばらくして、ペリシテ人の領主たちはサムソンを大勢の人々の前につれてきました。
弱ったふりをしたサムソンですが、実は再び髪が伸びていたサムソンは、建物を支える柱に寄りかかると力任せにそれを押し倒し、崩してしまいました。こうして多くの人たちが、サムソンと共に建物の下敷きになって死んだのでした。サムソンはペリシテの人たちに復讐をして、ペリシテ人が滅ぶのと一緒に自分も死なせて下さい、と神さまにお願いをして、神さまはそれを認めてサムソンは死ぬことになりました。
やられたらやり返すを繰り返していたら、人は幸せになることが出来ません。神さまも喜びません。逆にやられて黙っていても何の解決にもなりません。みなさんもやられたらやり返すのではなく、みんなでお話をして仲直りが出来る人になれるようにとお約束をしてお礼拝を終えました。