(こどもこそだてルーム)~子育て講話 変わりゆく育児と孫育~
平成30年12月18日(火)
12月の子育て講話は、変わりゆく育児と孫育というテーマで子育てパートナーと共に座談会スタイルで講話を行いました。
子育て環境は昔と比べてとても変化してきています。その現状とそれによって孫育の必要性や問題点があり、それを身近に感じている方々のご意見を伺うことが出来ました。
~現在の育児事情~
・共働き夫婦やひとり親家庭の増加、核家族化。
・保育園やこども園を利用するこどもの低年齢化。
・こどもがいても働くことが昔よりも当たり前の時代になってきている。
~孫育の現在、問題点~
・共働き家庭の増加により祖父母による保育園や習い事の送迎、お風呂や食事、発熱時等のサポート
・祖父母世代、親世代の育児方法や育児方針の違い
・祖父母の肉体的、精神的、経済的負担。→孫疲れ
上記のようなお話をパートナーがフリップを使いご説明させていただきました。
今回ご参加していただいたのは3組でそれぞれのご体験やこういう点を祖父母との付き合い方に工夫している等パートナーを交えてお話しました。
出産年齢の高齢化によって、祖父母も高齢になってきている。若いつもりで頑張ってくれているけどそれに頼ってしまって大丈夫なのだろうか?
こどもが一人だけの場合自分で何とかなっていたが、兄弟が増える事で学校行事や習い事の送迎などで頼むことも多くなった。
祖父母に頼りすぎていて限界になる前にお互いがどこまで育児ができるのか共通認識が必要。
嫁姑関係がうまくいっていると孫育もスムーズなのではないか。
などのお話を聞くことができました。
結論として、祖父母世代、親世代共に思いやりを持って育児をしていくこと。
祖父母が辛くなった場合にはファミリーサポートセンターや、一時保育、病児保育、ベビーシッターなどの機関の利用を考えるなどがあげられました。
お母様方の真剣なお話の合間にお友達はパートナーと楽しく手遊びをしたりして過ごしました。
次回の子育て講話は1/17(木) 保健師さんなんでも相談会の予定で、酒々井町保健センターの保健師さんをお呼びします。感染症の予防や乾燥が気になる季節ですので皆様お気軽にご参加ください。