保育教諭による子育て講話(こどもこそだてルーム)

2019年4月23日(火)

今月の子育て講話は、『園と家庭との連携・役割について考える』がテーマです。昭苑こども園の主幹保育教諭の喜多山先生にお話をして頂きました。この4月に入園、進級されたお友達も、少しづつ慣れて笑顔で園に通園している姿が見られます。集団生活が初めてのお友達や保護者の方にも少しでも安心して、昭苑こども園に通っていただけるように、園での取り組みについてお話がありました。

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◎家庭と園は車の両輪

ご家庭と昭苑こども園、子育てを両方でしています。そのため、ご家庭でのお子さんのご様子を遠慮なくお伝えください。子育ての不安や気になる事、ささいなことでも構いません。園の方でもその日にあったいいことも良くないことも全てお伝えしています。特にお友達との関わりあいの中で成長過程に起こりうるケガやトラブルも、されてしまったお友達だけでなく、してしまったお友達の保護者の方にもお伝えさせていただきます。また、こんなことが初めて出来ました!などの出来事も、ご家庭と共にお子さんの成長を喜びあえるようにしています。お子さんの園での出来事や成長を保護者の方にお伝えする言葉の大切さを職員も心がけて日々の保育行っています。

また、特にまだ言葉が発せない年齢のお友達は、ご家庭でのちょっとした変化や出来事を園にお伝えしていただけることで、だから園では今日は泣いてしまっているのね。今日は眠いのね。などがわかり、そのため体調の変化にもすぐに気づくことが出来ます。そばにいるからできる事、お子さんの成長の気づきを共有していきましょう。

 

◎園生活では集団の中で頑張っているよ

日々生活していく中でたくさんのお友達、先生と時間を過ごしています。そのなかで社会性やルールなどたくさんのことを学びます。ご家庭での時間の流れと園の時間の流れは違いますが、お家では良いのに、園ではダメということでは子ども達は戸惑ってしまいます。そこを共有していくことが必要と考えています。

しかし園で頑張っている分お家では心をゆるめて、お風呂の時間やおやすみ前など少しの時間でもよいのでお子さんと向き合う時間があることで明日の元気を充電しましょう。

 

園生活ではお子さん同士が仲良くなる一方で、保護者の方同士も情報を共有したり、共にお子さんの成長を喜んだり相談するお友達ができる場所としても園が役割を担っていると考えています。

園、ご家庭両方でお子さんの育ちの喜びを共有していけるようにしていきましょう。

 

こそだてルームでは、現在こそだてリサイクル週間です。衣類やおもちゃなどがありますので、お母さまだけでもお気軽にお立ち寄りください。

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次回の子育て講話は、酒々井町子育てコンシェルジュさんによる、酒々井町の子育支援活用法についてです。

5月30日  10:10~ 予約は必要ありませんので、たくさんの方のご来所をお待ちしております。

About 学校法人堀口学園 昭苑こども園

昭苑こども園はJR成田線酒々井駅東口より徒歩1分、学校法人が設置主体の幼保連携型認定こども園です。定員は173名(6ケ月以上の0歳児~5歳児)で、入園前の一時預り保育も実施中。0~2歳児の親子を対象とした地域子育て支援拠点事業しょうえんこどもこそだてルームや、小学校1年生~6年生までの学童保育(昭苑学童クラブ)も実施中。0歳~12歳までの乳幼児・児童のための教育・保育・子育て支援のための総合施設になっています。兄弟姉妹でご利用の方、一番下のお子様がまだ小さい方が同じ場所で一緒にお迎えができる場として喜ばれています。 〒285-0923 千葉県印旛郡酒々井町 東酒々井1-1-105 ℡ 043-496-3238