2学期 始業礼拝(幼児組)
平成30年9月3日(月)
2学期が始まりました!長い夏休みを終えた1号認定のお友だちも元気に登園し、始業式に参加出来ました。
きょうのお礼拝の聖話は、理事長先生から「ギデオンと300の兵隊」というお話しでした。
イスラエルの人たちは神さまに導かれてエジプトからカナンの地にやってきました。
イスラエルの人々ははじめは神さまに感謝して平和に暮らしていましたが、しばらくすると感謝を忘れ悪いことをするようになりました。
すると、近くに住むミディアム人がせめてきて畑を荒らしたり羊や牛を盗んでいくようになりました。
そんなある日、ギデオンという名の若者のところに神さまの御使いが現れ「イスラエルをミディアン人の手から救い出しなさい。神さまがあなたを助けてくれます」といわれました。
ギデオンは「神さまが一緒にいてくださるのなら、ミディアン人にも勝てる」と信じ、角笛を吹いてミディアン人との戦いに参加する人を集めました。
神さまがギデオンを助けてくださると知って、なんと3万2000人もの人が集まりました。
しかしギデオンは「神の戦いに沢山の兵士はいらない。家に心配事のある人は帰らせなさい」と話をすると2万2000人が山を下り1万人が残りました。
「まだ多い」ギデオンは神さまから「兵士たちに水辺で水を飲ませなさい」と言われ神さまの言うとおりにしました。すると、膝をついて犬のように飲む人と、手ですくって飲む人がいました。
ミディアン人との戦いには手ですくって飲んだ300人の兵士を選ぶことにしました。
その夜おそく、ギデオンは神さまの言う通り、敵陣の様子を見にいくと…兵士の一人が「丸い大きなパンが転がって俺たちの天幕を全部倒してしまったんだ」という話を聞き、ギデオンは攻撃を開始する覚悟を決めたのでした。
ギデオンの兵隊300人。ミディアン人の兵隊は13万5000人いましたが「われらの神のために!」とギデオンたちは一気にたいまつの火と角笛の音で攻め立て、ミディアン人たち戦うことなく追い出し、勝利を勝ち取ったのでした。
今回の聖話から、誰でも大きいことや数の多いことは安心出来ていいことだと考えるけれど、ギデオンの戦いから、数が少なくても例え一人であっても正しいと思ったことは自信を失わずに神さまを信じて雄々しく立ち向かうことの大切さを学びました。
二学期も神さまに守られ、沢山の事に挑戦して大きく成長できるよう、保育を進めていきたいと思います。