苦手な野菜をおいしく食べよう!今月は「ブロッコリー」(給食室より)
平成29年12月8日(金)
今日は月に一度の苦手な野菜をなくそう!の取り組みの日です。今月のテーマ野菜は「ブロッコリー」です。
11月~3月にかけて旬を迎えるブロッコリー。ちょうど今頃が甘味もあり、おいしい季節です。ブロッコリーは、つぼみの集まりを食べる花野菜の一種なのですが、その食感が苦手なお友達もいます。
今回も、給食室で調理する前に子ども達にブロッコリーと触れ合ってもらいます。みんな、ブロッコリーを好きになってくれるでしょうか?
3歳児ばら組のお友だちは順番に大きいもの、切り分けたものを手に取り触ったりにおいを嗅いでみました。
どっしりとした重さを感じていました。
お花の部分をなでていつもみんなが食べているところ発見!「かたいね」一人のお友だちの言葉にみんなも触ってみていました。
給食の先生が切ってくれたのを両手に持っていると「みてみて、くっつくよ」パズル、絵合わせのようにぴったり。切る前はこんなかたちだったんだね。意外な発見がありました。
初めてブロッコリーを手にするお友達がほとんどでした。食べた事はあるけれど、なかなか調理前の食材に触る事はないようで興味津々でした。匂いを嗅いだり、感触を味わって見ると、思いのほかザラザラしている事に感心したり房が分かれる様子にビックリしていました。
みんなで楽しく触れ合った後は、給食室でおいしい給食へと調理していきます!
今回は、「ブロッコリーのおかかあえ」をお昼の献立にしました。
「ブロッコリーのおかか和え」のレシピを紹介します。
材料はブロッコリー200g・人参50g・しょうゆ3g・鰹節2gです。
今回ブロッコリーは乳児さんは柔らかく茹でて幼児さんは食感を感じるように普段より時間を短くして茹でました。
人参とブロッコリーを茹でた後に、しょうゆと鰹節で味をつけ完成です。
シンプルですがブロッコリーの食感や味がよくわかり、とても美味しく食べられるレシピの1つだと思います。茎の部分も皮を厚めに剥いて茹でるとおいしく食べられるので、是非捨てずに使って下さい。
主菜としてごぼうと豚肉炒めを共に出したのですが、前日にお友達がブロッコリーに触れたこともあってなのでしょうか、一番に和え物を食べていました。
ブロッコリーは野菜の中でも好きな子が多く、苦手な子も含め、残すお友達は少なかったです。
大きなお口を開けて、「美味しい!ブロッコリー大好き」と言ってくれました。
「みてみて」と大きなお口をあけてたべるところを見せてくれまくれました。
中には、さふらん組さんのお友達が「ブロッコリーはどうやって洗うの?」という質問があり野菜に興味をもってくれていました。
いよいよ給食の時間。みんなで楽しく頂きました。
3歳児ばら組のお友達は「先生、見てて!」とブロッコリーをパクリ!ニコニコで食べていました。食べられることは子供達の自信に繋がっているように思います。
今日もみんなよく食べました。「何でも食べる子丈夫な子」。好き嫌いだけでなく触れ合ったり、食材の持っているパワーを知ることで、身体によいことを知り、食べて見ようという気持ちを育んでいきたいと思います。
簡単で美味しいレシピなので、是非ご家庭でも作ってみて下さい。
おいしいブロッコリーの選び方・・・つぼみがぎゅっと集まっていて、少し紫がかっているものが、日光と寒さを程よく受けて、特においしいものです。お買いものの際、参考にしてみて下さい。
来月のテーマ野菜は「人参と大根」です。お楽しみに!