千葉で活躍するスポーツ選手にインタビューする「The★アスリート」。
今回は、世界で活躍する千葉県出身のプロスラックラインライダー 福田恭巳(ゆきみ)選手にインタビューしてきました!!
福田 恭巳(ふくだ ゆきみ)選手
1992/4/12
千葉県浦安市出身/幕張総合高校卒業
Q.まずはスラックラインについて教えて下さい。
スラックラインは、5cm幅のナイロン製のベルトの上で、綱渡りのように歩いたり、飛んだり跳ねたり、ポーズをとってバランスをとったりします。5cm幅のトランポリンのようなものですね。スラックラインのスラックには、ゆるみ・たわみという意味があります。綱渡りするだけでなく、縦にも横にも揺れる中でバランスをとってパフォーマンスをします。
また、スラックラインの中にトリックラインと言って技を競ったり、ハイラインと言って高さがある上を歩いたり、距離が長いものなど色々あります。色々ある中で私がやっているのは技を見せるトリックラインです。
Q.スラックラインはどのように知りましたか?
高校が幕張総合高校なのですが、そこに大きなクライミングの壁があるんです。最初はダンス部に入ろうかなと思っていたのですが、その壁を見た時クライミングに興味を持ち、人と違うことがしたかったので珍しいワンダーフォーゲル部に入部しました。
高校2年生の時にジムでアルバイトをしている時に、2009年にドイツ発祥のスラックラインが日本に来て、2010年頃にアルバイト先のジムでも取り入れたことがきっかけで、身近に体験する機会がありました。
一見簡単そうに見えて、とても難しいです。私自身、5mを渡りきるのに週1回練習して3ヶ月かかりました。一番難しいのはやっぱりバランスを取ることですね。人によってすぐできる人もいますけど、運動神経など関係なくできるので最近は運動が苦手だったり過去に運動が続かなかった人がスラックラインにハマってる事が多いです。
Q.上達するコツはありますか?
諦めないことです。スラックラインはやってみないと面白さはわからないですし、難しくても諦めないでコツコツやり続けることで「何秒バランスが取れた、何歩何m進めた」という進歩や上達が目に見えるスポーツだと思います。
Q.スラックラインの魅力について教えて下さい。
パフォーマンス性があって、大会では相手選手との掛け合いもあり、見ている人の心を動かせるのが一番の魅力ですね。
Q.スラックラインを始めたい場合、どこで体験できますか?
スラックライン専用のジムがなかなかないんですけれど、イベントなどで体験することができます。私自身も定期的にイベントや教室ができたらいいなと思っています。
Q.福田選手の今後の目標は何ですか?
日本でも世界でも胸を張って、「トップ」と言えるように大会に出続けたいです。あとは、スラックラインをやる場所がなかなかないので、スラックラインができる場所を自分で作っていけたらなと思います。
Q.千葉県出身ということで、千葉(幕張)のオススメスポットはありますか?
幕張総合高校に通っていた頃は、よく海の方まで歩いて遊んでましたね。当時の海浜幕張はまだ今のように発展していなかったので、海にいったり、海浜公園で遊んでました。基本的に外で遊ぶ事が多かったです。スラックラインも元々は木と木にゴムベルトをくくりつけてやるので、今でもずっと外にいますね(笑)
Q.最後に、地域の皆さんへ一言お願いします。
千葉県で、スラックラインをするのはここだ!という場所がないので、幕張といえば・・・という場所になれたらいいなと思います。スラックラインの面白さはやってみないとわからないので、まずは体験して欲しいです!!
明るい笑顔で気さくに答えてくれた福田選手。目の前でスラックラインをされている時は、アスリートの顔をされていました。
実際にマクスタッフもスラックラインを体験してみましたが、ゴムベルトの上に立つのが精一杯で、歩くなんて無理!って思いましたが、それでも一歩ずつ進みたい!もっとやりたい!!という気にさせてくれるスラックラインはとても魅力的でした。
日本のみならず、世界で1位になった福田選手の素顔はアスリートと女の子2つの顔を持ったステキな方でした。
福田選手のブログはこちら
今回撮影場所としてご協力いただいた、メディカル・フィットネスTOKU様
明るく開放的なジムで医療とフィットネスを融合した新しいフィットネスです。
最新のパワープレートも導入しており、取材中も多くの方がパワープレートを利用していました。