どこをどのようにリフォームする?

今週は、「住宅エコポイント」の話題で、一気に
リフォーム熱が高まったのではないでしょうか?!
 エコポイントって何だかお得!ってカンジはとっても
しますよね♪ これをきっかけに、迷っていた方や
全くリフォームに興味を抱いていなかった人達までもが
リフォームに殺到! しそうなカンジ・・・
 業界に身を置く私としても、景気がエエなあ〜と思い
たいので、この話題がホットなうちに、「エコポイントで
リフォーム
」 の達人になりたいと思っているのですが・・・
 エコポイントについての詳しい話はまた改めるとして、
ちょっと見聞きしたカンジでは、はたまたリフォーム詐欺!が
出没しそうな予感もチラホラ・・・ 皆さん、くれぐれも
美味しすぎる話にはご注意を!!
 「住宅エコポイント」に浮かれすぎて、踊らされることなく、
肝心のコアとなる、「どこをリフォームする??」 を
客観的に見て、計画を立ててみましょう。 
 先のコラム「リフォームの計画を立てよう」をおさらいすると・・・
 ・どこ 《リフォームゾーン》
 ・何を《具体的に》
 ・なぜ《原因・理由》
 ・どのように《どういう結果にしたのか》  
 エコポントがあるから、断熱改修する、のではなく、
寒くて、光熱費やエネルギーがもったいないから、
窓廻りを内窓にして、(壁を断熱改修にして)
断熱性をアップし、光熱費を低く抑えたい。 っというように。。。
エコポイントはあくまでも、リフォームしようというきっかけ、
お金が戻ってくるウレシイ企画、と思ったらよいのです。
 そして上手にリフォームする為には、良く考えてみたり
想像力を働かせてみたり、しましょう。
例えば、壁を断熱改修=断熱材を入れる、ことだけで
単純に工事は終わりません。 多くの工法では、内壁を剥がして
断熱材を入れて、また内壁を打ちつけ、クロスを貼って仕上げ、です。
 どうせ内壁をめくって工事を進めるのなら、間取りも変えたい、
耐震補強もしたい、コンセントを増やしたい、ナドナド、沢山
要望は出てくるハズ。 なので、慌てて、そこだけをエコポント工事
するのではなく、トータルで見てみて、どうすれば上手に
リフォームも出来て、エコポイントも使えるのか、を考えてみる。
この計画性に尽きるのです。 
 もちろん素人の住まい手がアレコレ悩むより、リフォーム会社に
相談する方が手っ取り早いとは思います。 っが、 出来る範囲で
あれこれ検討してみるのもいいと思います。
 **をこういう工事にするのなら、ついでに
これもしてもらえないか、という具合に、 細かな想像も働かせて・・・
 リフォーム後の快適な住まいで生活をする自分をイメージして
みてください。 そうすると何が必要かが見えてくるはずです。  
これら、「どこをどのようにリフォームするか」を、住まい手が
考えても、実際、現地調査に来た施工会社の人が、希望通りに
出来ますよ、とは言ってくれない、場合も往々にしてあります。
「希望の工事内容にならない、それだけに納まらない」ケースも
出てきます。
  施工会社は、家の傷み具合や、現状をよく確認した上で、
ご希望の工事内容と照らし合わせ、またご予算内に納まるように、
そのリフォームの内容を、改修方法などを検討し
吟味し、予算どおりでいけそうか、いくらになりそうか、
見積を提示します。 
 それでOKならばいいですし、オーバーしている場合、
どこを辞めるのかなど、再検討が必要になってきます。
 エイ、ヤッで決めるのではなく、最初に計画を立てた、
「なぜ、どういう結果にしたいのか、」と比較して
計画のコアがずれないようにしたいものです。 

 
 

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