3.11から5年 家具の固定してますか?

2011年3月11日の東日本大震災から5年、

東北だけでなく、首都圏でも大きな揺れがあり、家具の転倒や移動で
怖い思いをした人がたくさんいらっしゃいました。

具体的な被災地支援や復興支援だけでなく、日々の暮らしの中で何ができるでしょうか?
まずは自分の暮らし、住まいを省みて、防災対策を行うことではないか、と思ったりしています。

家具転倒防止対策、家具固定対策
あなたの住まいは、してますか?

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あちこちのセミナーでお伝えしていることをポイントで少し・・・

1)家具を減らす 
家具に囲まれて寝てませんか?
寝室に背の高い家具は置かない! 出来るだけ、家具ナッシングNOTHING

日本の住環境、今の多くのお住まいでは、家具の無い部屋、ってないぐらい
様々なモノ、それを収納するハコ、に囲まれて暮らしているかと思います。
ゼロにはできなくとも、一つ減らすことを考えてみる、
低い家具に買い替えてみることを考えてみる、
そのモノが、そのハコが、本当に必要ですか?

2)家具レイアウトを見直す 
家具レイアウトにより避難動線の確保、 避難待機スペースの確保、など
余裕で生まれてきます。
また、動線を整理することで、普段から動きやすい空間にしていくことは十分可能です。
ちょっとした工夫、考え方や視点を変えてみて、家具の配置を変えることで
すっきりした毎日の暮らしと、非常時の避難動線を確保し、ケガなどの被害を軽減し、
孤立を防ぎます。

 

3)家具固定を行う

間接固定ではなく、直接固定をしましょう~
現実的には固定は素人では難しいのが現状です。
壁面が石膏ボードが多い昨今、下地を探して(木造の場合) ビス留め、ですが
RCのマンションの場合、躯体を傷つけられない、など種々問題があります。
(詳しくは別途)
これらは、個人で解決できる域を超えている、というのが私の考えで、
もっと専門家が介入したり、管理組合など組織としても関わっていかないと
個々人に任せる、には、結局のところ、真の防災推進、防災向上、には成り得ないと
思っております。

セミナーでは事例を交えて紹介しております。
ご興味のある方は、ぜひお問合せください

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