ストレス反応 その2

ストレス反応の続きです。ストレス反応その1
〝こころ”を風船に例えてみます。
空気のいっぱい入った風船を指で押してみるとゴムが指を跳ね返します。

でも、ずっと強く押し続けたらどうなるでしょうか??

へこんだまんま、戻る力が弱くなってしまいます。

 

私たちの〝こころ”も実は同じです。

自分の身を守るために、成長のために必要なストレスですが、

長い間ストレスをかけすぎると戻れなくなってしまうのです。
そしてストレスがかかっている状態というのは

全速力で走れる状態前述の

〝筋肉の硬直、心拍数増大、血圧上昇、血流増加など、全神経の働きはフル回転状態”。
人によって症状はそれぞれです。

 

〝ストレスで胃がやられた〟というのはよく耳にしますね、

交感神経優位による胃酸過多状態です。
それ以外にもストレスを感じることにより、

肩こり・腰痛・血圧上昇・血糖値上昇・過敏性胃腸炎・睡眠障害などなど、

様々な不調が起こります。
実際のところ、

原因不明な病気は交感神経の頑張りすぎによるところが少なくないのです。
そしてその1で書いたように、

現代社会で生活する私たちの脳と身体は日々ストレス三昧状態。


完全なるストレスゼロ状態を作るのは どなたでも難しいのではないでしょうか??
では風船が、〝こころ〟が

へこみ続けないように、緊張し続けないためには私たちはどうしたら良いでしょうか?
大切なのは脳に〝リラックス状態〟を しっかりと感じさせること。
〝これ〟をしっかりと行う事で、

リラックス神経と呼ばれる〝副交感神経〟優位な状態となります。
心の緊張がほどけてその結果、

身体も柔軟性もUP、そして様々な嬉しい効能があらわれます。
気のせいではない、しっかりとした科学の現代医学の裏付けがあるヨーガ療法の効果の一部、
喜びの声はホームページの〝参加者の声〟などをチェックしてみてください。
〝こころ” の緊張を緩めた結果〝からだ”にもとても良い結果があらわれた症例が毎年〝日本ヨーガ療法学会”では報告されています。
ヨガの本家のインドだけではなく国際的にも病院などで治療に取り入れられています。

今ではすっかりポピュラーになった

〝心療内科〟が初めてできた九州大学付属病院をはじめとして

日本各地で統合医療として〝

こころ”が〝ストレス”が原因となっておこる〝心身症”の治療に取り入れられています。
医療の現場のみならず、

被災地の方のトラウマ対策に、

企業のストレスマネージメント講座に、

福祉・教育現場でなど、

日本ヨーガ療法学会認定ヨーガ療法士は日本で世界各地の様々な現場で

〝心と身体を守る〟お手伝いをさせていただいてます。