インドに呼ばれて5 アーユルヴェーダ本場インド病院編

翌朝、今回のもう一つの目的地へ

インドに来たからには、日本で学んだアーユルヴェーダを本場インドでで受けてみたい!!

エステとしてではなく、本来の医療として取り入れてるところで出来れば数日受けたいな、と思った時、思い浮かんだのはやはりこちら。

 

IMG_9517IMG_9518

 

 

 

 

 

 

 

 

最近できたメトロの新線マジェンタラインの「Sukhdev Vihar」駅から直線距離では近いけど、学校?通り抜けできず大通りに沿っててくてく迂回。それでも10分はかかりません。

見えてくるホーリーファミリーホスピタル。

私がアーユルヴェーダを学ぶ師Dr.Bheema Bhatがお勤めの病院です。IMG_9519

 

日本では「エステ」的イメージが強いですが、

本来アーユルヴェーダは医学、

何千年も伝わるインド伝承医学で中医学や西洋医学の元になったと言われるもの。

インドの病院では、このようにアーユルヴェーダ部門がきちんとあり沢山の人々が訪れます。

 

特にこのバット先生はWHO顧問医やインド大統領の顧問医をされたり、

アーユルヴェーダ治療についてインド政府が作成したガイドックの記述を任されたり、

インドで、すなわち世界でTOPクラスのアーユルヴェーダドクター

 

IMG_9557IMG_9524IMG_9525IMG_9620

 

 

 

 

 

 

普段日本で我々が受ける医療は、

あそこが痛い、ここが悪い、という処にピンポイントにそこを止める処置だったり薬を処方されたり

アーユルヴェーダではもっともっと全体からせまっていきます。

その人の生活、家族、こころの状態、全部丸ごと見て、化学薬品ではなく天然ハーブから抽出したお薬だったり、体の中に溜まった毒素を出していく為に処方されるパンチャカルマ(5つの治療)だったり

 

相変わらずチャーミングな笑顔のバット先生

問診、脈診、そして、もちろん笑顔でしっかり私を観察して日常の生活や家族の事も聞かれます。

 

色々重なっていた事もあって、とにかく背面の緊張が酷い自覚はあったのですが、

「お腹も心臓もどこも悪くない、”ストレス“だ」と黄色い処方帳?に記入されたのは講座で習った数々

 

アヴィアンガ:オイルマッサージ

ナーディースヴェーダナ:管(ナーディ)を使った発汗

サルヴァンガスヴェーダナ:全身(スチームバス)による発汗

シローダーラ:おなじみの額にオイルなどを垂らしていく/私処方はクシーラダーラ(薬用ミルク)

そしてお薬。

こういったオイルなども患者の状態にあわせて先生のオーダーで抽出したり、配合したり。

 

3日間彼女たちにお世話になりとても心地良く、至福時間。

IMG_9550IMG_9602IMG_9607IMG_9545

 

 

 

 

 

 

最期の施術後に再びお会いしたバット先生

息子に週に2回飲ませて、とプレゼントされたのは、奇跡の聖なるハーブ「ホーリーバジル」のお茶

初日に睡眠について聞かれ応えた時、とっても哀しい表情だった先生。

自閉っ子&てんかん持ちの息子は最近睡眠障害が酷く、寝るのが3時とか5時の事も

先生のあたたかいお心遣いが本当にうれしく思わずじんわり。

いつも講座でお話しされていたように「患者さん丸ごと見て生活や家族見ての治療」そのものを日々こうして実践されているのだな、と改めて感じました。

 

IMG_9549

バット先生がミーティングで休診日だった日がこちら。ほぼ同じ時間帯(15分程度)
待合室にいる人数の違いを目の当たりにしてびっくり

全ては抜群の処方とあたたか~いお人柄があるゆえなのだな、

と実感し病院を後にしました。

いざ、デリー市街へ繰り出すバタ子。

 

インドに呼ばれて6 デリー街編

 

 

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です