以前、常連のお客さんとのハナシの中で
『リサイクルショップと古着屋』の違いってなんなの?
なんて聞かれたことがあります。
どちらも【古着:USED】という類故、程度の差は必ずあるにしても
正直、同じモノが両店に並ぶことは珍しいことではないでしょう。
そこにある明確な違いは【買取り】か【買付け】かということが1つ上げられると思います。
近年急増する巨大【リサイクルショップ】では膨大な品数と品種を取り揃えていて
USED専門のスーパーマーケットの装いです。
色んなモノが激安に手に入れることが出来る《夢の国》!
個人的にも好きなのでよく見にも行くし、買いにも行きます。
ぶっちゃけ楽しいし(笑)
そして店内でよく耳にするフレーズ
『不要なモノ、ありましたらお売り下さい〜♪ 』
それらの商品の多くが日本国内。むしろ近所の方々が売りに来て【買取】した品々をクリーニングして提供するビジネススタイル。
故に馴染みのある、欲しかったアイテムが所狭しと紹介されているわけです。
より身近で、見渡せば色々揃うのがリサイクルショップ。
イオンがUSED専門店を作った感じかな(笑)
一方近年激減する(笑)【古着屋】はというと
『海外でセレクトしながら買付け!』
というのが基本スタイルです。
アメリカやヨーロッパにバイヤーが出向いて
自分のお店の“個性”にあったお宝を探し歩きます。
そして吟味を重ね【買付ける!】
アメリカの魅力
ヨーロッパの魅力
古着の魅力
それらをバイヤーのフィルターにかけて1点1点を自らが選び
店頭に並んだ姿
お客様に喜んでもらえる姿を想像しながら買付けます。
故に少し馴染みの薄い、個性的なアイテムがセレクトされるわけです。
【古着屋】11年目の429では今も昔も
『買取ではなく買付け』
に拘って商品を収集しています。
429を始める前に一緒に働いていた仲間達が
《海外買付け》>>《国内で仕分け》を行い
更にその倉庫で429店長として【セレクト&買付け】
《洗濯》>>《修理》>>《お店で紹介》
の流れになっているのです。
毎月の倉庫作業。
そこにはタイムスリップしたアメリカがあり、ヨーロッパがあります。
我々が知らないカルチャーや生活
我々が生まれる前の空気感
ソレをセレクトし買付けるのが【古着屋】としての証なのでしょうね。
そして昨日も巨大な倉庫の中で
異国異世代の空気に触れながらたくさんのお宝を買付けしてきました!
429に届くのは明日。
週末には少しずつお店にて紹介出来るかと思います。
古着屋としてね(笑)
アメリカとヨーロッパの風をどうぞ♪
Happy Time @ 429.post