暖かい糸

Posted on Posted in 1雫: 429店長の日常, 2雫-3:  ブランド(NEW)

急に冷え冷えしてきた朝。。。
先ず突然ですが
『羊毛は発熱して暖かいんです!』
という宣言(笑)

理由は後述するとして
先ずは入荷のロングニットをご紹介
《シェットランドロングニット》For Lady’s




腰下まで隠れてとても暖かいのです

【ウール85%、アクリル15%】で暖かく、軽量
全4色
☆7,245円

古来より冬場に欠かせない暖かい素材として世界中で使われてきた【羊毛:wool】。
実は今流行りの《元祖発熱素材》だったりするのです!!
では、そのウールが暖かい理由を↓
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
数年前から【発熱素材】を唄い大流行しているユニクロの《ヒートテック》ですが
実は《発熱素材》は他にも我々の周囲に沢山あるんです。
昔から業界では知られていたことなのですが、その素材の代表格が【羊毛:wool】.
糸が発熱!?の不思議は【吸湿発熱(吸着熱)】というエネルギー理論によるものなのですが
>>夏場の素材:気化熱を利用したCool素材原理の逆発想。

凄くカンタンに言ってしまうと(少々語弊は含みますが)
【水を沢山吸収出来るモノは発熱する!】ということ
よって下記のグラフのように羊毛は抜群の《給水力=発熱力》を持っているのです。

その発熱原理を詳しく知りたい方はコチラ吸湿発熱素材を読んで頂くか
429にてご説明させて頂きますね。
その先駆けがスポーツメーカーであるミズノのブレスサーモなわけですが

十数年前も前のハナシ。当時は【効果抜群】にして【高価】。。。(現在は随分安くなっていますが)
そしてその繊維自体がピンク色で染まらなかったという難点が。。。
という消費者のお財布が強張ってしまうシーソーゲーム故に大流行には至らなかったわけですが
ソコに遅れること10年。
同様の原理を安く提供したユニクロ《ヒートテック》が大爆発!
という《発熱素材の歴史》
そんな吸着熱の原理なんぞ知るはずもない大昔より
冬場に毛糸のセーターを編んで暖まった先人の知恵に脱帽です。
皆さんもタンスに仕舞ったままの【ウールのセーター】をもう一度見直してみませんか?
Happy Time

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