最近気になるCMがあります。
Volvicの《1リッターfor 10リッター》というCM。
キャンペーン内容は水不足の国々を支援しよう!ってコトなのだけど
気になったのはその中で伝えている内容...
『世界には「水は茶色く濁っている」と思っている子ども達が大勢存在します。』
※VolvicのCMを見たい方は↓
http://www.volvic.co.jp/1Lfor10L/library/index.html
確かに水不足の地域はソレが現状なのかもしれない。
しかし水の豊富な日本においても飲料水やプールなどの浄水以外で
澄んだ青い水を知らない子供って意外に多いのではないか?って思うのです。
先日訪れた館山の海。
確かにキレイだったけれど、ソレはこの千葉近郊の海に慣れてしまっているから...
昔、TVでglobeのマークパンサーさんが石垣島に移り住んでいる!
という番組を見ましたが、その彼が石垣島に移住したキッカケとなる
コメントを思い出しました。
『東京の保育園に通うこどもたちがテレビで取り上げられていたんだけど、
魚の絵を描かせると切り身を描いてしまうとか、夕日をまともに見たことのある子が
少ないといった、衝撃的な内容だったんだ。
「これはマズい、何とかしないと」と、とにかく焦った。
いま、娘の愛理は3歳です。3歳ぐらいまでは、見るものや触れるもの、
感じるもの、身の回りにあるすべてが重要な時期。
だからその時期は、こどものためによい環境を作らなければならないと
強く意識したんだ。
石垣島なら、魚にせよ、夕日にせよ、ごくあたりまえに体験できる。
しかも東京への直行便もあるし、保育料もずっと割安といったメリットもあるんだよ。』
便利な世の中になった代償はあまりにも大きい。
今の子供達に伝えないといけないコト
そして我々大人が忘れかけている大切なコト
30年前
潜った海はまだ青かった。