春のマウンテンパーカ　SIERRA DESIGN 1970’s

3月も末なのに今日も寒いですね。
春の陽気は来週に持ち越しかな。

さてスプリングコートとして活躍する40年前のハイテクマウンテンパーカをご紹介From USA！

【Vintage 1970’s 初期型 SIERRA DESIGN マウンテンパーカー】

【40年前のハイテク素材“60/40”】ってご存知でしょうか？

古着好きな方や、アウトドアが好きな方はきっと聞いたことがある“60/40”
これはアウトドアウェア“マウンテンパーカー”に代表される素材の名前です。
しかし、その機能を細かく理解している方は意外に少ないようで。。。
実はかなりの優れものだったりするのですョ

◆ローテクなのにハイテク【60/40】とは？
独特で上品な光沢と心地良い質感を持つ60/40クロスは横糸にコットン、
縦糸にナイロンを配し、その比率を60対40（正確には58%対42%）で編み込まれた
布地ですが、その比率は「60対40の黄金比」と呼ばれていました。
この絶妙の配合が現代のハイテク新素材にも負けない、機能性と着心地の良さを持って
いるのです。
例えば外気の湿度が雨や雪などで高いコンディションでは、コットンである横糸が湿気を
吸収して膨らみ、ナイロンの縦糸を圧縮して、適度な防水機能と防風効果を発揮します。
乾燥時にはコットンが収縮し適度に衣服内の湿度を放出するため、常に快適な衣服内環境
が形成されます。
優れているのは湿度調整機能だけではなく、コットン100%より軽く、ゴワつかないので
着心地はソフトで、ナイロン100%よりも摩擦や引き裂きに対して優れた耐久性を持ちます。
新素材のようにコーティングが剥げたり、目詰まりすることなどもありません。

1960年代後半にSIERRA DESIGNというアメリカのアウトドアブランドより
発表されて40年。ハイテク素材が蔓延する2010年の今もなお多くのファンを魅了する名品なのですね。
SIERRA DESIGN では昔からの定番モデルとして、そして同ブランドの誇りとして今もなお《Made in USA》を貫き通して作られ続けています。