春のマウンテンパーカー　L.L Bean 1970’s

20年以上も昔
まだ京都で学生生活を送っていたあの頃。

ケータイデンワはショルダーバッグのようにデカくて、ヤクザか社長しか持っていなかった時代。

我々貧乏学生の間で【L.L.Beanの海外通販】が流行っていました。

1992年、アメリカから自由が丘に初上陸を果たしたL.L.Beanでしたが、インターネット等なかった当時の若者達が取った行動は
【アメリカから個人輸入】

という、今思うと最先端なコトをL.L.Bean欲しさにやっていたのだと思う。
一度頼むとシーズン毎にアメリカから国際便で送られてくるカタログにワクワクして
英語だらけの内容を辞書片手に読み解き
数千円する送料を友人とシェアしてオーダーしたのを覚えています。
当時購入したBean Bootsは20年経った今も健在デス。そろそろソールリペアが必要になってきましたが

最近出番が少なくなってきたキャンバストートやこのビーンブーツ、ウエストバッグも健在！
色が違って送られてきたフリースは実家かな。。。
送り返そうにも返品方法も分からず、そのまま着ていた紫のフリース。
田舎の婆ちゃんに色を褒められてから愛着が出てずーっと着ていた記憶があります。
アウトドアブランドと言えば【patagonia】や【The North Face】が思い出される中、初めてアウトドアブランドに向き合い、アメリカに触れたのが【L.L.Bean】だっただけに少々思い入れが深いデス。
さて、そんなブランドの更に20年前のカタチが入荷しました！個人的に超欲しいですが、、、

【1970年代 L.L.Bean マウンテンパーカー 60/40　】

L.L.Beanでこのカラー、現行モデルで出ても一番人気になりそうなオレンジ

ナイロン60％　コットン40％の配合である半世紀前、当時の超ハイテク機能素材【60/40クロス】を使用！
※【60/40クロス】に関しては昨日のブログにてご紹介。

『40年前のアウトドアなハイテクは今のローテク？』

汚れは所々あるものの状態は良いです。
しかし、ネームタグが欠損。。。

前の持ち主が切り取って別に使ったのか
工場検品時のBグレード判定(タグにスタンプがあるのでコレかも)だったのかは不明。。。
しかしながら残された枠線の色合いやカタチ、全体仕様(ジッパー等)から恐らく70年代のコレであると推測。

※このタグはネット上のモノを参照
そして下に残っている品質タグに記載された【WPL6635】がL.L.Bean社のモノであることから確定。
※WPLとは？Federal Trade Commission (FTC: 米連邦取引委員会)が昔、毛織り製品の製造会社に交付した番号がWPL(Wool Products Labeling)
こういった古着の紐解きは楽しいですね。
マニアックですが(笑)
サイズは174cmのワタシがジャストなMサイズ。
アウトドアにもタウンユースにもガッツリ使えるオススメな１着です。
◇12,800yen