SHIが自動車重量を軽量化するための技術開発をしたという記事。
日本では、エコカーの代名詞はプリウスに代表されるハイブリッドカー。まぁ、確かに回生エネルギーをつかってモーターアシストすれば、ガソリンは使わないで済む。間違いなく燃費低減。間違いなく二酸化炭素排出量低減。
でも、よくよく考えてみたら。鉄の塊である電気モーターを搭載するということは、重量増。
重いモノを動かすには余計なエネルギーが必要。だから、ハイブリッドは物理の法則から考えると本質的には矛盾がある。
とにかく、燃費を良くするには軽量化が本質的なアプローチであるのは間違いない。
これは根源的な課題。
但し、ボディは強度を維持する宿命があるので、軽量化と相反する命題を持つ。また、商品としてコストを無視した開発はできないから最新の最強素材を使うにはビジネス的な課題が大きく横たわる。
そんな中でこの住友重機の技術は大いなるブレイクスルーになる予感。
どうしてもエンジン回りにエコ技術は目が行くけど、もうすこし視点を拡げることと、本質を考えてみるといいんだよということ。
最近のコメント