龍の話
2007年12月7日
今から9年前に中国に行ったときのお話です。
NINE DRAGON WALL
知ってますか?
中国の文化は、ある意味では「龍文化」。
龍は中国の帝王にたとえられています。
ちょっと、分析してみましよう。
顔・・馬で農耕
躰の鱗・・魚で漁業
足の爪・・鳥で狩猟
角・・羊で牧畜
といった具合に中国の四大生産手段を象徴する存在なんです。
それらを束ねる形で王に擬せられているんですね。
「逆鱗に触れる。」
龍には81枚の鱗があるとされている。
そのうち喉元に一尺四方位の鱗が逆さにはえている。
これを「逆鱗」という。
龍はこの鱗に触れられると、すさまじい勢いで怒りだし、そのものを八つ裂きにしてしまう。
そこから、天子の怒りに触れることを、「逆鱗に触れる。」というようになったとさ...。
ちょっと応用編
龍の鱗が81枚と言う分析。
9×9=81・・これは九九の数である。
易では、九は陽の数。
ちなみに、鯉の鱗は36枚だそうです。(6×6=36)
易では、六は陰の数。
鯉が龍門の滝を上がると、龍になる・・・?
まだまだ続くので、今日はこれまで
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