最終回、一発が出れば同点の場面で放たれた大飛球は、スタンドの大声援と勝利への気迫に押し戻され、寸前のところでフェンスオーバーを阻止。1点で食い止め、歓喜の瞬間を迎えました!! 「結びの三番」は2つの白星が飾られて、いよいよ明日は結びの一番を迎えます。チームの「和」を結び、クライマックスシリーズへの扉を開けましょう!!
アーカイブ | 9月 2010
西岡200安打記録
【ロッテ6―2オリックス】シーズン200安打に、プロ野球新の27度目の猛打賞を記録したロッテ・西岡。プロ2年目に左打ちから両打ちに転向。昨季まで大振りも目立ったが、今は両打席ともコンパクトなスイングを心掛ける。今季は左打席(打率・325)より右打席(同・395)で好成績。ボール球を振るケースが減り、インパクトの際に軸足が前に動く悪癖を矯正してタメができたことで安定感が増してきた。
西岡が大記録を達成
最終回は万全を期して4番手・小林宏がマウンドに上がりました。守備の乱れも絡んで1点を失いましたが、最後は鋭い変化球で打ち取り、6対2て試合終了。キャプテン・西岡が大記録を達成した歴史的な一戦を制しました!! 残りは4試合。明日もバファローズとの戦いが続きますが、この勢いでもう一つ白星を積み重ね、千葉マリンで迎える「結びの三番」に弾みをつけましょう!!
西岡今季26度目の猛打賞
【ロッテ12―2楽天】ロッテの西岡剛内野手(26)が21日、楽天戦で3安打を放って今季26度目の猛打賞をマーク。マリナー
ズのイチロー外野手(36)がオリックス時代の96年につくったプロ野球記録に並んだ。さらに今季197安打とし、パ・リーグでは94年のイチロー以来となるシーズン200安打にあと3本となった。クライマックス・シリーズ(CS)進出へ記録尽くしの若武者が、チームをけん引する。
この男はプレッシャーとは無縁だった。5回1死一塁、木谷の投じた初球。西岡は138キロの直球をライナーで中前に運んだ。その瞬間、右手でこん身のガッツポーズだ。この日3本目の安打を放ち、今季26度目の猛打賞を記録。96年のイチロー(オリックス)が持つプロ野球記録に並んだ。
「自分が12歳の時に尊敬していたイチローさんがつくった記録に並ぶことができた。少年時代にあこがれの目で見ていた偉大な選手に並べたことは本当に夢のようです」。前日4安打で王手をかけた翌日の試合。「どん欲にいく」と宣言した通り、足踏みせず一気にイチローをとらえた。初回、いきなり右前打を放つと、3回の第2打席も左翼線二塁打。そして5回の第4打席で達成した。続く今江の左翼線二塁打で生還し、118得点として85年落合博満に並ぶ球団記録も達成した。
西岡に特別ボーナスも
200本安打なら西岡に特別ボーナスも
球団新記録のシーズン181安打を放っているロッテ・西岡に、特別ボーナスが検討される。猛打賞22回も球団新記録とチームをけん引しており、200本安打を達成した場合について、球団幹部は「200本打てば、年俸とは別にボーナスを考えないと。本社と相談した上でボーナスを出すことを検討します」。
西岡は「記録より勝利優先」としているが、残り13試合で19安打すればチームも勝利に近づく。
[ 2010年09月14日 ]