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ロッテがサヨナラ、パ史上最大乱戦41歳井口決めた

10回裏2死二、三塁、サヨナラ打を放ちガッツポーズを決める井口資仁。後方は松井裕

  • <ロッテ13-12楽天>◇14日◇QVCマリン

     ロッテが、楽天との歴史的な打撃戦を制してサヨナラ勝ちした。

  • 1回に幸先よく先制した4点がゴングとなり、ノーガードの打ち合いに。
  • 6回に12-12と追いつき、最後は延長10回、井口資仁内野手(41)が、抑え松井裕を仕留めた。
  • 13得点のサヨナラ勝ちはパ・リーグの最多得点。ズッシリ重い1勝で貯金を6とした。

伊東監督9回8点「最初から打って」爆勝15点

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  • 伊東監督9回8点「最初から打って」爆勝15点
  • 9回表ロッテ1死満塁、左前に勝ち越し適時打を放つ井口
  • <楽天8-15ロッテ>◇5日◇コボスタ宮城
  •   ロッテが今季最多タイの18安打で15点を奪い、連敗を3で止めた。
  • ロッテ15点大勝 9回一挙8点逆転、井口決勝打
  •  8-8の9回1死満塁で代打の井口資仁内野手(41)が左前へ決勝の2点適時打を放った。楽天松井裕の初球を捉え、
  • 「甘い球を行こうと。チームの流れも来てました」と話した。
  •   6回以降で14得点。伊東勤監督(53)は「こんなに後半打つなら、最初から打って欲しいね」と言いながらも、連敗ストップに笑顔だった

<ロッテ>「ナバーロ、ガンバーロ」復帰戦で2点適時打

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    <ロッテ>「ナバーロ、ガンバーロ」復帰戦で2点適時打

  • ○ロッテ4-3オリックス●(23日、QVCマリン)

  •   出場停止処分が解かれ、1軍デビューしたロッテ・ナバーロは、3打席目まで2三振1四球。一見すると散々だが、内容はちょっと違った。

  •   1打席目はフルカウントから空振り三振、2打席目はストレートの四球。3打席目はカウント2-2から見逃し三振も、最後は外角低めの際どい球。じっくりボールを見極める姿勢が見えた。「選球眼には自信がある」とナバーロ。打つ準備は整っていた。

  •   八回1死二、三塁での第4打席。そこまでのオリックス・岸田の投球を見て「初球は変化球が来ると思っていた」。予想通りの外寄りチェンジアップを、後ろ足に体重を残して、右中間へ流し打ち。2点適時二塁打とし、一塁側ダッグアウトに向け「やったぜ!」とばかり右手を掲げた。

  •   オープン戦で2試合連続本塁打を放った2月21日、実弾を所持していたとして銃刀法違反容疑で逮捕(後に不起訴)され、球団から公式戦開幕から4週間の出場停止処分を受けた。期間中は「10年にも感じられた」という。首位争いをするチームの輪に加わりたい気持ちをグッと抑えて、練習に集中した。家でもテレビ中継で他チームの研究を怠らなかった。「準備ができなければ本番で働けない。自分にはそれができた」と胸を張る。二塁守備も無難にこなした。

【ロッテ】ナバーロの球団処分発表、4月21日までの出場停止と制裁金50万円




【ロッテ】ナバーロの球団処分発表、4月21日までの出場停止と制裁金50万円
 ロッテは29日、実弾所持の銃刀法違反容疑で逮捕された新外国人、ヤマイコ・ナバーロ内野手(28)=処分保留で釈放=の球団処分を発表した。
 処分は、本人には〈1〉3月中のすべての試合の出場停止と、パ・リーグおよびイースタン・リーグ公式戦開幕より、それぞれ4週間の出場停止〈2〉制裁金50万円。また、監督不行き届きがあったとして、山室晋也球団社長に厳重注意、林信平球団本部長と、松本尚樹・球団本部長補佐兼編成部長に減給および厳重注意となった。
 パの公式戦は、4月21日まで出場停止となり、22日以降は出場可能。2軍は4月9日以降出場が可能となる。実質的には約2か月の出場停止となった。
 ナバーロは21日、拳銃の実弾1発を所持していたとして(その後に2発所持が判明)那覇空港で逮捕された。
 ナバーロ内野手「今回の件で多くの方にご迷惑をおかけしてしまい、大変申し訳なく思っています。なによりも私のプレーを楽しみにしてくれていたファンの方々には失望をさせる結果となってしまい、本当に申し訳ありませんでした。私は野球をするために日本に来ました。だから、プレーが出来る日がきたら、野球でしっかりと恩返しをしたいと思っています」
 伊東勤監督「処分については全て球団に任せてあります。本人に関しては、しっかりと受け止めて反省をしてくれればと思います。戻ってくるときには、野球選手としてだけではなく、人間としても尊敬されるプレーでファンに恩返ししてほしいです。我々は、彼がチームに戻ってくる日まで、全員でカバーをして、いい形で迎えてあげられるように頑張るだけだと思っています」
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ロッテ期待のドラ1・平沢大河 高卒ルーキーで開幕スタメンなるか?




ロッテ期待のドラ1・平沢大河 高卒ルーキーで開幕スタメンなるか?
開幕スタメンを目指すロッテの平沢大河
 今年のキャンプで注目を集めている高卒ルーキーといえば楽天のドラフト1位・オコエ瑠偉だろう。14日の韓国・ハンファとの練習試合では「8番・センター」でスタメン出場し初安打初盗塁、犠飛で初打点とその大器の片鱗を見せつけた。
 そのオコエ同様、高卒ルーキーで期待が掛かるのはロッテのドラフト1位・平沢大河だ。13日の台湾・ラミゴとの練習試合では「8番・ショート」で出場するも3打数ノーヒットの結果に。しかし翌14日には6回にタイムリー三塁打を放つ活躍を見せ、開幕一軍に向けアピールした。
 高校生ドラフト1位、内野手、イケメン…。平沢の姿を見ているとある選手の姿が頭に浮かぶ。現在は阪神でプレーする西岡剛だ。くしくも平沢はロッテでは西岡以来となる、高校生野手のドラフト1位。1年目の春季キャンプも西岡と同じく一軍帯同となっている。