原巨人、史上初5冠!今季象徴“全員野球”でアジア制覇


原巨人、史上初5冠!今季象徴“全員野球”でアジア制覇
<ラミゴ・巨人>アジアシリーズを初めて制し、優勝トロフィーを掲げる原監督
6◇アジアシリーズ決勝 巨人6-3ラミゴ(2012年11月11日 釜山)
 無敵の原巨人が12年シーズンを有終の美で飾った。ラミゴ(台湾)と決勝戦を行い、6―3で快勝。日本勢としては08年の西武以来、2大会ぶりの優勝となり、賞金5億ウォン(約3650万円)を獲得した。原辰徳監督(54)は巨人を初のアジア王者に導き、交流戦からペナントレース、クライマックスシリーズ(CS)、日本シリーズを含めて史上初の5冠を達成。また、大会MVPには全3試合で打点を挙げた坂本勇 人内野手(23)が選ばれた。
 過剰な儀式は必要なかった。胴上げも、歓喜の輪もない。原監督は充実の表情を浮かべ、ハイタッチで選手を迎えた。アジアの頂点を決める舞台でも普段通りの原野球を貫き、普段通りに勝利の喜びを分かち合った。

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