飛びにくいと言われる統一球も関係なく、鋭いスイングの弾丸ライナーだった。強力な巨人打線の“お株”を奪ったヒーローは、「あそこでああいうプレーが出て、成瀬さんもしっかり投げていた。チャンスをものにできてよかった」。“スーパー美技”を連発した岡田を持ち上げた。
2回1死一塁。岡田は阿部の右中間への当たりをフェンスに激突しながらジャンピングキャッチ。5回には坂本の左中間へのライナーに俊足で追い付き、8回には小笠原の右中間への一撃を、頭から突っ込んでつかみとった。いずれも走者を置いた場面で、“3点分”を防いだ。「1日に3回も珍しいですね。統一球になって、今年は確実に伸びが違う。去年は無理だった打球が、追い付きますもん」。低反発球を“味方”に勝利に貢献した。
ドラフト1位と育成枠からたたき上げの3年目が大活躍で、チームは今季初めて4連勝を飾った。西村監督は「(岡田は)すごく大きなプレーだった。伊志嶺もしっかり打ってくれた」と興奮冷めやらぬ表情だっ
伊志嶺の逆転V弾呼んだ!岡田が超美技3連発…ロッテ
スポーツ報知 6月16日(木)8時1分配信
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2回1死一塁、阿部の中飛を好捕し、フェンスに激突した岡田(右は伊志嶺)
◆交流戦 巨人2―3ロッテ(15日・東京ドーム) 絶体絶命のピンチを救う逆転弾だった。ルーキーの伊志嶺が、1点を追う9回2死二塁から左翼席へ逆転2号2ラン。アルバラデホの沈むカーブをバットに乗せて、「変化球をうまく打てて、プロ1号の時より自信になる1本。つなぐ気持ちで食らいついていった」と球場の空気を一変させた。
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平田2戦連続サヨナラ弾「違う歓声を感じた」
ロッテの金泰均が逆転3ラン

ロッテの金泰均が逆転3ラン「ホームランしか考えていなかった」
産経新聞 6月4日(土)22時7分配信
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横浜-ロッテ 9回、ロッテ・金泰均(キム・テギュン)が逆転の3点本塁打=4日、横浜スタジアム(撮影・財満朝則)(写真:産経新聞)
(交流戦、横浜5-6ロッテ、4回戦、横浜2勝1敗1分、4日、横浜)本塁打を期待する質問の答えはいつも決まっている。「自分はホームランバッターではない。安打でつないでチームに貢献したい」。大砲に見られがちだが「つなぎの打撃」がロッテの金泰均のポリシーでもある。
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だが、この日の最後の打席は違った。2点リードされ迎えた九回2死一、二塁。「ホームランしか考えていなかった」。一発が出れば逆転。あえて狙った。横浜の山口の高めに抜けたフォークボールをとらえた。打球は大きな放物線を描き、右翼席へと消えた。
今季は打撃不振に苦しんだ。5月19日に右手首捻挫で2軍落ち。まだ「9割程度」の回復だが故障者続出のチーム状況もあり、前日に復帰。4番を任された。前日は1安打したが、八回の好機に遊ゴロに倒れた。試合後、西村監督から「中途半端な打撃はやめてくれ」と厳しい言葉を伝えられた。2009年のWBCで4番を務めた韓国の主砲に期するものがあったはずだ。
チームの連敗は4でストップ。「開幕から悔しい思いをしてきた。調子を上げていきたい」。信念を曲げて放った待望の今季1号。最下位の危機も阻んだ起死回生の一発だった。(寅さん~頑張れ)



