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ロッテ涌井 最多勝諦めん11勝「とっとと投げてとっととベンチに」


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ロッテ涌井 最多勝諦めん11勝「とっとと投げてとっととベンチに」
<ロ・オ>田村(左)に、おなじみの塩対応をする涌井
 ◇パ・リーグ ロッテ6-1オリックス(2015年8月28日 QVC)
 6年ぶり3度目となる最多勝のタイトル獲得に望みをつないだ。ロッテ・涌井が7回1失点の好投で11勝目。日本ハム・大谷に2差に迫った。
 降雨によるグラウンド整備で2度の中断を挟みながらも集中力を切らさず、「(マウンド状態など)気にしだしたらリズムが悪くなるので、とっとと投げて、とっととベンチに帰ろうと。打者も雨を気にして、低めに集めれば打てなくなるから」。CS進出を争うチームの連敗を3で止め、安どの息をついた。

「勝てない野球」と伊東監督=プロ野球・ロッテ


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「勝てない野球」と伊東監督=プロ野球・ロッテ
6回、ソフトバンクの上林(右)に逆転満塁本塁打を打たれうなだれるロッテ先発のイ・デウン=25日、ヤフオクドーム
 ロッテが痛恨の逆転負け。六回にクルーズの3ランで逆転した直後、制球を乱したイ・デウンが満塁弾を浴びてひっくり返された。
 2死から3連続四球を与えた場面で、伊東監督は「代える勇気がなかった。(救援左腕の)松永の状態も考えた」と続投を決断。しかし、上林にもカウントを悪くして、みえみえの速球を打たれた。同監督は「上のチームに隙を見せたらこうなる。勝てない野球をした」と渋い表情だった。

【ロッテ】光成に苦戦、今季12度目完封負けで4位転落


【ロッテ】光成に苦戦、今季12度目完封負けで4位転落
 ◆西武7─0ロッテ(23日・西武プリンス)
 ロッテは今季12度目の完封負けで、再び4位に転落した。
 打線が西武先発の新人・高橋光成に苦戦。三者凡退は2度だけだったが、三塁を踏めずにプロ初完封を許した。伊東監督は「(高橋光は)テンポがよくて、どんどんストライクを取ってきた。ボールが微妙に動いていて、軌道を最後までつかめなかった」とうなだれた。
 守備でも細かいミスが頻発した。「序盤のミスを含めて(試合が)決まった。立て直すしかないが、もろいですね」と話した。

伊東監督、連敗ストップにホッ「止まって良かった」

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伊東監督、連敗ストップにホッ「止まって良かった」
<西武5-9ロッテ>◇22日◇西武プリンスドーム
 ロッテが連敗を4で止め、3位に再浮上した。
【写真】ロッテ木村、大量援護もらうも4回途中3失点で降板
 打線がつながった。西武野上の立ち上がりを攻め、1回に4点先制。その後も着実に点を加えた。守っては、先発木村を4回途中で降板させ、早め早めの継投。5投手でつないだ。
 伊東勤監督(52)は「いつも、このカードはもつれるね。西武には、何点取ってもセーフティーリードはない。打線が活発に点を取ってくれた」と目を細めた。最後は「とにかく、連敗が止まって良かった」とホッとした表情だった。

9回5点猛追も…ロッテ4位転落 伊東監督「3回の4失点重かった」


9回5点猛追も…ロッテ4位転落 伊東監督「3回の4失点重かった」
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 ◇パ・リーグ ロッテ6-7西武(2015年8月21日 西武プリンス)
 ロッテは9回の怒とうの追い上げもあと一歩及ばず、4連敗で4位に転落した。1―7の9回、打者10人の猛攻で一挙5点を奪った。トータル15安打を放ったものの、序盤の失点が響いた。
 先発の涌井が3回に4本の2塁打を浴び、さらに四球に暴投も絡んで4失点。7回も無死満塁として降板し、6回0/3で7安打7失点(自責6)で8敗目を喫した。CS進出圏内生き残りを懸けた直接対決とあり、伊東監督は「見せ場はつくったけど、負けは負けだから。3回の4失点が重たかったね」。