ロッテ来た6連勝 イ・デウン9勝3位西武に0差
日刊スポーツ 7月31日(金)8時7分配信
.
ロッテ来た6連勝 イ・デウン9勝3位西武に0差
<ロッテ2-0西武>◇30日◇QVCマリン
ロッテが来た! 今季最多の連勝を6に伸ばし、3位西武に3タテを食らわせた。ついにゲーム差無しと肉薄。中継ぎから約2カ月ぶりに先発復帰したイ・デウン投手(26)が7回2安打無失点、10奪三振の力投だった。連勝中は、全て先発に勝ちが付いた。課題をクリアし、Aクラス浮上の態勢が整った。
アーカイブ
ロッテ・田村、プロ初の満塁弾で5連勝、デスパイネ神話も健在 西武は8連敗で貯金0に
ロッテ・田村、プロ初の満塁弾で5連勝、デスパイネ神話も健在 西武は8連敗で貯金0に
ベースボールチャンネル 7月30日(木)1時0分配信
.
ロッテ・田村、プロ初の満塁弾で5連勝、デスパイネ神話も健在 西武は8連敗で貯金0に
29日、QVCマリンフィールドにて千葉ロッテ対埼玉西武戦が行われ、8-1でロッテが勝利した。
田村が値千金のグランドスラム!
ここまで4連勝のロッテ。2回まで西武の先発・菊池の前に三者凡退に仕留められ、3回も安打や暴投で得点圏にまでランナーを進めるも、なかなか好機を生かせない。
しかし4回、キューバ代表からマリーンズに再合流した4番・デスパイネが、菊池のチェンジアップに「うまく反応できた」と振り返るレフトへのソロ本塁打。均衡を破る一発を放ったデスパイネは、5回にも右前適時打を放ち、ロッテは貴重な追加点を挙げる。
1点リードで迎えた8回、試合が大きく動く。
3番手の増田から5番・クルーズがストレートの四球で出塁すると、7回から井口に代わって出場の6番・大松が詰まりながら中前安打。続く7番・鈴木がライトへ適時二塁打を放ち、1点追加。その後代打の福浦が敬遠され、1死満塁の大チャンスで打席に入ったのは9番・田村。フルカウントまで粘り、真ん中高めの球をとらえて左中間に飛び込む、プロ初の満塁本塁打。「自分でもびっくり」と、ヒーローインタビューの際も自身の一打に驚きを隠せない田村。マリーンズの扇の要が今日はバットでもチームを盛り立て、終わってみれば、この回、打者一巡の猛攻で一挙6点。試合を決めた。
ロッテ石川 復活8勝目「自分を見つめ直した」
ロッテ石川 復活8勝目「自分を見つめ直した」
スポニチアネックス 7月29日(水)7時1分配信
.
ロッテ石川 復活8勝目「自分を見つめ直した」
<ロ・西>お立ち台でカンパイガールズとともに勝利の乾杯をする(左から)西野、石川、大谷
◇パ・リーグ ロッテ2-1西武(2015年7月28日 QVC)
ロッテ・石川が7回6安打1失点の粘投で6月30日以来の8勝目を手にした。7回1死満塁のピンチでは栗山をボールゾーンに沈むシンカーで空振り三振、浅村を右飛で切り抜け、その裏の決勝点を呼んだ。
これまで追い込んでから痛打されるケースが目立っただけに「勝てなくてつらかったが自分を見つめ直した。(栗山には)ボールでいいと思ってシンカーを投げた」と石川。勝負どころでこれまでの失敗が生きた。4連勝で3位の西武と2ゲーム差。伊東監督も「接戦をとっていかないと。きょうの勝ちは大きい」と話した。
ロッテ大嶺祐4勝、初の無四球完封 伊東監督も絶賛
.
ロッテ大嶺祐4勝、初の無四球完封 伊東監督も絶賛
完封勝利のロッテ大嶺祐(左)は笑顔で田村と言葉をかわす(撮影・山崎安昭)
<楽天0-10ロッテ>◇26日◇コボスタ宮城
ロッテが今季2度目の同一カード3連勝を果たした。
【写真】ロッテ3連勝 大嶺祐が完封で4勝目
先発の大嶺祐太投手(27)の好投が光った。楽天打線を8安打無失点に抑え、プロ9年目で初となる無四球完封で4勝目を挙げた。打線の大量援護も受け、「いつも通り、試合をつくるイメージを持って投げました。浮く球だけはないように。途中から点差を考えずに投げました」と1人で投げきった。
伊東勤監督(52)は「大嶺の好投に尽きる」と手放しで褒めた。一時は借金が7までふくらんだが、そこから3連勝。次カードは本拠地QVCマリンで、目の上の西武が相手。連勝が続けば、Aクラス浮上が近づく。「3連戦の頭が大事。良い流れで本拠地に戻れる」と、気を引き締めていた。
伊東監督2連勝も笑顔なし「中継ぎがおかしい…」
.
<楽天4-7ロッテ>◇25日◇コボスタ宮城
ロッテが2連勝で、楽天と入れ替わり4位に再浮上した。
試合直後の伊東勤監督(52)に笑顔はなかった。「中継ぎがおかしくなってきた」。5回3失点の先発唐川に代わり、6回からイ・デウンを投入。点は取られなかったが、6回は先頭から連打を浴び、7回も先頭打者に四球と不安定だった。3番手ロサ、4番手大谷と0でつなぎ、4点リードの9回は守護神西野。だが、1死からの連打で1点を失った。
伊東監督は「西野も調子が上がってこない」と心配顔。それでも、デスパイネが復帰した打線は12安打7得点と好調で、2連勝を果たした。最後は「初回から良い形で先制できたんで、流れはつかんでいけた。2つ勝ったんで、明日が大事になる」と、同一カード3連勝へ向け、気を引き締めていた。