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8月いいね、デスパイネ=プロ野球・ロッテ

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 ロッテのデスパイネに当たりが戻ってきた。四回に中堅右へ特大の17号2ラン。本拠地のQVCマリンでは6月12日以来となる一発に、「本塁打を打つのが難しい球場。久しぶりに打てて良かった」とにっこり。

 梅雨時に調子を落としたが、8月は8試合で打率3割6分7厘、2本塁打、8打点と復調気配。「自分でも調子がいいと思っている。打点を挙げれば、勝利にもつながる」と威勢が良かった。

拙攻響いたロッテ2連敗、伊東監督「点が取れなきゃ勝てない」

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先制点を挙げるも、2回以降は送りバント失敗などで走者返せず

 ロッテは9日の楽天戦(QVCマリン)に2-4で敗れた。

 打てず、バントで送れず、歩かせろの指示も徹底できず、余計な失点が重なった。ロッテ伊東監督は楽天に敗れて2連敗し「点が取れなきゃ勝てない」と自嘲気味だった。

 初回はデスパイネが奮起した。昨年は6打数無安打、今年も3打数無安打と打てなかった先発・塩見から、「初安打を打ちたかった」と1死二塁で左中間に先制適時打。だが、2回以降は再三先頭打者が出塁するも、4回は鈴木が送りバント失敗するなど、得点できずに終わった。

渡米した同期から届いた1通のメール ロッテ益田を突き動かす思いとは

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5年連続50試合登板のロッテ益田を支える「負けん気」

 持ち前の負けん気が、どんな重圧も、度重なる激戦での疲れをも消し去ってしまう。8月6日、京セラドーム大阪でのオリックス・バファローズ戦。千葉ロッテマリーンズの益田直也投手は2点リードで迎えた9回から登板をすると最後をキッチリと締めた。リリーフのスペシャリストは心と体を研ぎ澄まし、出番を待っていた。だからこそ、いつ何時に訪れるか分からないスクランブル登板にも動じない。魂のボールは、気持ちで打者を上回る。それがこの男の真骨頂。勝利が決まるとグラブをポンと叩いて喜んだ。この試合で、史上4人目となるプロ1年目から5年連続となる50試合を達成。タフネス右腕は充実した表情を見せた。

ロッテ ルーキー平沢魅せた お見事背走キャッチ「思いきっていった」

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◇パ・リーグ ロッテ3―5オリックス(2016年8月7日 京セラD)

 ロッテのルーキー・平沢が守備で魅せた。

 7回1死一、二塁から高浜に代わって二塁の守備に入り、8回2死から安達の飛球を右翼付近まで背走してキャッチ。「二塁の距離感が分からないのでフライは全部捕りにいくつもりだった。思いきっていった」と振り返った。二塁の守備はプロ3試合目。本職は遊撃で二塁を守るのは中学以来だ。イニングの途中の出場に「ビックリしたけど、いい経験だと思った」と話していた。

【ロッテ】関谷、パ新人トップの4勝目「全然そんな…。まだまだ」

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ロッテ・関谷

◆オリックス0―2ロッテ(6日・京セラドーム大阪)

 新人離れしたロッテ・関谷のマウンドさばきだった。リードはわずかに1点。7回2死二塁のピンチで若月を三ゴロに打ち取っても、表情ひとつ変えずグラブを軽くたたいただけだった。持ち味のチェンジアップが光り、自己最長タイの7回を初めての無失点投球。プロ初勝利を挙げた京セラDで、6月15日の中日戦(ナゴヤD)以来、52日ぶりの4勝目を手に入れた。