ロッテのドラフト舞台裏映像が人気 3万回越える
ロッテのドラフト舞台裏映像が大人気だ。
球団は21日、マリーンズ公式ユーチューブチャンネルに、20日のドラフト会議で1位指名した桜美林大・佐々木千隼投手(22)の交渉権獲得までの舞台裏を撮影した映像をアップ。22日午前10時時点で、再生回数が3万回を越えた。
ロッテ1位指名の佐々木
色紙に「新人王」と書き込んだロッテ1位指名の佐々木
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東京・日野高出身の佐々木千(桜美林大)がロッテから1位指名を受けた。「都立(高校)でもプロ野球選手になれるんだということを証明できた」と晴れやかな表情で言った。
最初の1位指名では名前が挙がらなかった。手の汗を拭いたり、腰を浮かしたりし「このまま呼ばれなかったら、どうしようという気持ちになった」と振り返った。
その後、外れ1位で5球団が競合しても、ロッテが交渉権を獲得しても、口を真一文字に結んだままだった。直後の記者会見で「1位で指名してもらって本当に光栄」と話すと、ようやく頬が緩んだ。
ロッテの印象は「涌井投手、石川投手をはじめ、投手力がすごく高いイメージ」と言う。特に涌井は小さい頃からの憧れで「すごい威力のある球を投げられる。吸収できれば」と胸を躍らせた。
同学年には大谷(日本ハム)藤浪(阪神)らがいる。「1軍に入ってローテに入り、優勝に貢献できるようになりたい」と高い目標を掲げた。