電球のウオールライトをLEDに交換した時のことです。
交換後にスイッチを入れると、明るさが不安定に変動しました。
器具の初期不良かと一瞬思いましたが、器具のところで電圧を測ると
80V前後でフラフラ変動していました。電球の時は異常なしなのに?
スイッチの端子間で、10数Vの電圧降下!! スイッチの不良です。
電球の時は正常なのに、なぜLEDではいけないのか? 持ち帰り
調べることに・・・・・
まず、導通を測ると、本来0Ωのはずが、数キロオーム!
分解して接点を見ると、かなり表面が荒れている。
相手方も同様です。
接点の表面が酸化や硫化して接触不良になっても、電球の場合は
突入電流によって被膜が焼き飛ばされて、0Ωになるようですが、
LEDの、特に小電力の器具の場合は、接点の被膜を破る事が
出来ずに、接点が抵抗を持ったまま点灯するためと推測しました。
突入電流とは電球のフィラメントの常温の抵抗値は、
点灯時に比べ非常に低く100ワットの電球で、7.5Ωしか無く、
瞬間的には13アンペアーも流れます。
フィラメントが高温になると抵抗値が増加して、
100Ωになり、100V×1アンペアーで定格の
100ワットになり、安定します。
LED特有の事例はこちら
消えないLED電球
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