NTSC方式を変換CBS方式で受信したカラーテレビ

シャドウマスク式のブラウン管や部品など、全く手に入らない
カラーテレビの黎明期に、私は東京テレビ電子専門学校で、
カラー円盤をブラウン管の前で回転させ、円盤の色に同期して
順次色信号を再生する、カラーテレビの研究をしていました。
 写真の機械は、卒業後ドラム式の部品キットが発売され、
早速購入して、改良しながら完成させた物です。

50年以上、倉庫の片隅に置かれていて、火災にも遭った為に、
ボロボロになっていました。

当時は、白黒テレビ用の部品を使って、全く手作り状態

唯一、ディレーライン(エナメル線が巻かれた20CMぐらいの部品)
だけが、白黒テレビには無い部品でカラーテレビだと分かります。

こちらのシャーシーは、色信号回路と、ドラムのサーボ回路です。

カラーテレビ放送が始まったばかりで、受像機はRCA製の輸入品
しかない時代に、カラー放送になったばかりの「お笑い三人組」
などを、店頭で映して珍しがられたのを思い出します。

当時使用していた測定器スイーマスコープはこちら
リーダー電子株式会社の原点発見

この頃はまだ無かったパターンゼネレーター
懐かしいブラウン管時代のパターンゼネレーター発見!

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3 Responses

  1. オイッチニ より:

    残念ながら、いずれも痛みがひどく、スペースの関係も有って写真撮影後に処分しました。
    お笑い3人組は本当に懐かしいですね。

  2. ムラ より:

    お笑い三人組の歌をぼんやりと思い出しました。懐かしいです。

  3. 張子の虎 より:

    先日から、倉庫からお宝が続々と出てきますね。一度お宝の博物館でも開いて下さい。
    お笑い三人組とは懐かしいことをお聞きしましたね!金馬さんや江戸屋猫八・顔の長い美人(名前は忘れましたが)が出ていましたね

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