F型中継接栓の意外な弱点

「時々テレビが映らない」との事で訪問
ブースターの電源供給ランプが不安定
屋外にアンテナ線の接続箇所が有るので
分解してみたら、内部がボロボロ!!
IMG_3777b

完全防水してあるのに???
IMG_3775

中継接栓一式交換して、接続
これで完全に回復しました。
IMG_3779

ところが、数日後に全く同じ状態に!
アンテナの方から同軸の編組を通じて
塩分を含んだ水分が染み通って来て
BSアンテナ用の15ボルトの直流で
電蝕されたようです。
IMG_3851

接栓の内部は芯線が密閉されていない
ので塩分が入ると15ボルトの直流で
急速に電気分解が進んでしまいます。
屋上からアンテナ線を全部張り替える
のが本来ですが、費用も掛かるので、
芯線を接続 絶縁してから編組を重ねて
接続、アンテナ側の外被をオープンに
して、塩水が室内側のアンテナ線に
侵入するのをふせぎました。
IMG_3778

関連記事はこちら
中継接栓を分解して見た
アンテナ線をジョイントする
3Cと5Cの直接接続
意外な同軸の断線

You may also like...

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です